4/30
大阪ホテヘル潜入探偵物語 Part2
そして、さらさが顔を出した。自宅を外出したときより、メイクは数倍もしっかり仕上がっていた。事務所の中にメイクルームがあるのだ。
「さらささん、こちらがあんたをご指名のお客さんや。きっちりサービスしてあげてください」と、青年はおっさん臭い顔で笑った。
「ほな、行きましょか」と、さらさから誘ってきた。二人は事務所を出て、近所のホテルへ向かった。当然腕を組んで、まるでラブラブの恋人たちのように。
「お客さん、うちの店はネットで見つけられたの?」
「ああ」
君の素行調査だともいえない僕は、無口なおじさんに徹した。
「お客さん、大阪の人じゃないね?」
「そういう君も、ね?」
「あら、わかりますか。私は埼玉出身です」
「ほおっ、それがまたどうして大阪へ?」
「ええ、こっちの専門学校に入学したんです。でも、去年、おもしろくなくなって退学した・・・。親に迷惑をかけたくないので、自分で働いてアパート代を払おうと思って、この仕事を始めたんです」
「ご両親は君のこと、心配しているんじゃないの?」
「実家はコンビニを経営していて、両親は365日労働。忙しくて、わたしのことなんか考えているヒマがないでしょ!」
彼女ははき捨てるようにそう言った。
そんな話をしながらホテルに着いた。腕を組んで歩くだけで、確かに親密度が増す。人間は寄り添って歩くと、ついつい気を許して、いろんなことを話してしまうものなのだ。
ホテルの受付で料金を払い、二人は部屋に入った。確かに恋人のようだ。これは流行るハズだ。
さらさがプレイの流れとサービス内容を説明した。
「まず、一緒にシャワーをします。サービスは、キス、フェラ、69。フィニッシュは素股かハンド。指入れはなし。終わったらシャワーをあび、また一緒にホテルを出る・・・とこういうメニューです」
サービス内容はファッションヘルスと同じだ。僕は洋服を脱ぎながら聞いた。
「君の実家はコンビニって聞いたけど、コンビニ業界はいま大変みたいだね?」
「ええ、夫婦で働いても、わたしの1ヶ月の稼ぎより少ないんじゃないの」
「と、いうことは君は月に50万円以上稼いでる?」
「・・・もっと多いですよ。わたしはほかに仕事してませんから。いわばホテヘル嬢という個人事業者です」
さらさは半ば自虐的なニュアンスを含めて、そう言った。どうやら胸を張れる仕事だとは思ってないようだ。でも、胸は大きかった。
全裸なった娘は、わずかな恥じらいも見せずに、僕の股間を洗った。僕にとっては依頼された仕事の調査、彼女にとっては身体を使ったサービスの提供。どちらも仕事。そしてチ○ポも仕事を始めた。
「大きくなりましたね。お客さん、けっこうスケベでしょう?」
「けっこうどころか、めちゃくちゃ」
僕はシャワールームの中で彼女の唇を奪った。さらさは舌を入れてきた。こうして彼女はテクニックを磨いてきたんだろう。ねっとりしたうねり。官能的なザラザラ。そして彼女は僕の耳元でこうささやいた。
「・・・ベッドに行って、エッチ、しようか?」
僕は彼女の淋しさをわかってあげようと思った。




