ゆかた姿で地上に舞い降りた「涙の天使」 Part2

ベッドの上でセリナちゃんは「酒井さんのオチンチン、男らしいですねぇ」と、上目づかいで僕の目を見つめました。僕は完全に彼女に恋愛感情を抱いてしまいました。
「セリナちゃん、ぼ、僕のチ○ポを君のお口で……お願いしちゃっていいですか?」
「えっ。ああ、そうでした。そーゆーことをするのが、わたしの仕事でした。ごめんなさい」とセリナちゃん。
「謝らなくてもいいんだよ、セリナちゃん。僕が教えてあげるから」
僕は袋の裏や亀頭をどのようになめて欲しいのか、丁寧に説明しました。セリナちゃんは、素直にその通りにしてくれました。でも、歯が皮にふれ、軽い痛みが走りました。
「イタっ!」
「ごめんなさい!」
と、セリナちゃんは、泣き顔になって「申し訳ございません。酒井さんの大事なものを……」と頭を下げたのです。僕はそんな素直なセリナちゃんに、現在のサービス業から失われつつある謙虚さを感じました。次に彼女の手で直接触ってほしいと思い、手コキをお願いしました。セリナちゃんは、けなげな笑顔で、「やらせていただきますぅ」と涙の宣言。
「うわっ。酒井さん、すっごく硬いですぅ。とても素敵ですぅ」
「そう、ゆっくりまんべんなくしごいて、最後は少しスピードを上げて、そう、そう」
「こうですかぁ……」
「ああ、上手だよ。ああ、そろそろイキそうです。先端からピユッピュッと出るところ、見ててください」
「えっ、わたし、見るの、初めて……、えっ、はっ、やっぱり、見なくちゃいけないんですかぁ……」
僕は発射の瞬間、セリナちゃんがきちんと僕のチ○ポを凝視していることを確かめ、深い充実感を味わいながら果てました。

「セリナちゃん、とってもよかったよ。なんていうか、僕、セリナちゃんの本当の彼氏になれそうな気がしてるんだ……」と、僕は思いきって告白した。
「ありがとうございます。魅力的な酒井さんにほめてもらって、わたし、自信がつきました」
「次も絶対指名するからね、セリナちゃん。僕は君を一人前のデリヘル嬢に育てたいんだ。僕がセリナちゃんのファンクラブの第1号になるよ。次に会ったとき、セリナちゃんのケイタイ番号、教えてください」
「酒井さんは、わたしのファンクラブの第1号です。わかりました。OKです」
セリナちゃんは、涙目で僕を直視しました。僕は心の中で彼女を「涙の天使」と命名しましました。セリナちゃんは別れる前に「セリナふぁんくらぶ第1号 さかいさま」と手書きのカードをくれました。夏の出会いって甘酸っぱいなあ、と僕は感動してドキがムネムネ、いや胸がドキドキしました。

僕は翌週、再びセリナちゃんを指名しました。すると電話に出た受付の男性がペラペラとしゃべり始めました。
「お客さん、ごめんなさい。セリナは、ウチのグループ店の娘なんだけど、『ゆかたまつり』の期間だけレンタルしてもらってたんです。向こうの店でトップの娘でね、常連さんから『セリナちゃんを返せ』って電話が相次いだので、すぐに返しましたよ。その店の電話番号、お知らせしましょうか?」
僕は丁寧に礼を言って電話を切りました。「僕は君を一人前のデリヘル嬢に育てたいんだ」なんて台詞を、正真正銘のプロに向かって言ってしまった僕。セリナちゃんのあの純情300%の恥じらいは、彼女がトップになるための武器だったことを改めて知り、僕は静かに「小さな恋」の芽を自分で摘み取りました。
純情だったのは、どうやら僕のほうだったようです。僕はサイフから、「セリナふぁんくらぶ第1号 さかいさま」と書かれたカードを取り出し、その幼い文字を眺めながら苦笑しました。