『隠して開眼、見つけて快感』part2

「お願いします……み、見せて……ください」
Hさんがアタシの鎖骨を見たくて、そう懇願してきた。彼が必死に懇願すればするほどアタシは意地悪したくなった。たとえば、片方の髪の毛だけかき上げる。しかも瞬間的に。すると、彼の顔に一瞬だけ歓喜の表情が浮かぶものの、すぐに残念そうな顔になって……なんだか子犬をからかっているようで癒される、みたいな感じになる。
人にはそれぞれ嗜好があるからアタシは否定しないし、Hさんの嗜好に近づけるように心がけた。それでも、なんで彼が『鎖骨』に惹かれるのかは気になるなぁ……。
「女性が少し胸元の開いたシャツを着て前かがみになるじゃないですか。その時、胸の谷間よりも横に走る鎖骨のラインにエロスを感じてしまうんです……」
……う~ん、分かるような、分からないような。それでも、「鎖骨のラインの美しさこそが女性の美しさです!」と言い切るHさん。ちなみに、調べてみたら、鎖骨の美しさは女性の美に直結しているみたい。たとえば、鎖骨って腕を支える役割があるんやけど、それが歪むとカラダ全体が歪んでしまうし、左鎖骨の周辺は全身を流れる血管とリンパ管の最終地点である左鎖骨下静脈があって、カラダの老廃物がたまりやすいんやって。せやから、しっかりケアしないと老廃物は溜まる一方やから、鎖骨美人は美人が多いとか。
さて、彼が好きな鎖骨。いったい、どうしたいのだろう? アタシはHさんを挑発するように鎖骨が見えるように髪の毛をかき上げ、頭上でまとめた。好きなようにしてみる?
「い。いいんですか? それでは遠慮なく……」
Hさんは本当に幸せそうな表情を浮かべアタシの鎖骨を、まずは撫ではじめた。指先を骨のラインに沿って滑らせるんやけど……アタシは吹き出してしまった。だって、くすぐったい以外のなにものでないんやもの。いや、もちろん、お客様であるHさんに対して失礼なことをしてしまったと反省したけど……やっぱ、くすぐったい(笑)。
アタシの鎖骨を撫でているHさんの股間は見る見るうちに膨らんでいった。アタシは指先でそっとタッチした。そして、Hさんがアタシの鎖骨を撫でるスピードに合わせて、アタシも彼の肉棒を撫で始めた。ほどなくして先端からドクドク出てきた透明の液を肉棒に塗ってみる。それは『ローションいらず』という言葉がピッタリなもので、軽~くタッチしながらシコシコしてみると「ウゥッ!」と言いながらカラダをビクンとさせた。
「あの~……お願いがあるんですけど……」
Hさんが不安げな表情でアタシにリクエストしてきた。それは仁王立ちフェラだった。もちろん、アタシは仁王立ちをするHさんの前にひざまずきガマン汁まみれになった肉棒をペロリと舐めてみた。すると、Hさんは「素晴らしい」と言った。そんなにアタシのテクニックが効いちゃったのかしら? そう思いつつ、見上げてHさんを見ると……。
「ひざまずいた女性の鎖骨を上から見るとラインがよく分かるんです。恋華さんの鎖骨、やはり素晴らしいです!」
……嬉しいけど微妙な褒められ方かも(笑)。と、思っていたらアタシのカラダに異変が起きた。Hさんは続いてハグするように抱きついてきて鎖骨にキスをされたの。なんか、その瞬間、電流が流れるような衝撃が走った。Hさんの鎖骨へのキスはバードキスやったけど、何度もされているうちに……アタシのアソコも……アタシ、もしかして感じてる?