千の秘密も千の性癖も、ぜ~んぶアタシにお・ま・か・せpart3

感触といえば、現在、アタシが在籍するホテヘルの常連さんのK山さんも、なかなかのフェチやないかな。彼も初めてのプレイの時にアタシにあるモノを差し出したんやけど……。それは『口紅』やったん。で、アタシは少し迷ったんやけど。それは、アタシが塗るのか? それともアタシに塗られたいのか? いやな、けっこう多いねん、最近、女装プレイをしたがる御客様が。なので、どっちなんやろうって思った次第。で、K山さんは……。
「お願いします、恋華さんが塗ってください」
 これまた、お安い御用で。鏡の前でK山さんが持ってきたローズピンクの口紅を塗るアタシ。……って、思えば新鮮やな、コレ。と、いうのも、風俗嬢って御客様とキスする手前、口紅って塗らないねん、仕事中は。まぁ、せやからアイメイクに気合が入るやねんけど……雑誌やホームページの写真を見ると目の周辺の化粧が濃いぃ~のは、そんな理由やねん(笑)。
 それはさておき、プレイといっても、いつもと変わらないねん。まず、キスから始まって……でも、口紅がずれるんがイヤなんで軽くソッとするように唇を重ねると……。K山さん、ハァハァ言い出して。股間もバキバキに硬くなってるんや。
「お、女の人が口紅を塗った唇でキスされる時の“ペタッ”とした感触が堪らないんです……」
 少し恥ずかしそうに打ち明けてくれる姿が、なんだか可愛くて、アタシ、思い切り抱きしめながら何度もキスをしちゃったの。そしたら、ドクドクとガマン汁が流れてきて、腰をガクガクさせちゃって、いや~、メッチャ感度エエやん! なんか、そのリアクションが面白くて、アタシは何度もキスをして落ちてしまった口紅をもう一度塗りなおした。そして、今度は唇だけじゃなくて胸や足など、彼の体中にキスマークを付けまくったの。そしたら、そのたび、腰をビクンビクンさせて感じまくってるの。
 フィニッシュは……もう一度、口紅を塗り直してのフェラ。バキバキなチ●ポに、まずは軽くチュッ! しかも何度も……。もちろん、肉棒はローズピンクに染まったので、アタシはK山さんに意地悪っぽく“ほら、オチンチン、見てみぃ。ピンクやで……”って、囁いたら、はち切れそうなほどに膨張したので、それをパックン! すると、なんと! 2回スロートしただけでドピュッ! 3こすり半ももたないなんて驚きやわ。
「自分、実はマザコンの気があって、子供の頃、母親からキスをされると、母親が塗っていた口紅の感触が残って……今でも、それを追いかけちゃうんです……」
 ふ~ん、そうなんや~。でも、それって、別に変やないと思うわ、アタシは。だって、顔や性格が人それそれなように、フェチというフィルターを通して感じることだって、人それぞれやないの? アタシは立派な個性やと思うの。だから、気にしないでエエんとちゃうか? って伝えたら、K山さんは喜んでくれはって。以降、アタシのことを御贔屓にしてくださるようになったんや。
 そんなこんなで、プレイのたびに口紅を持参するK山さん。しかも、有名メーカーのモノばかり。さらには、新商品が出るとスグに買って持ってくるんや。まぁ、そういうこだわりこそもフェチたる所以なんやろうなぁ。そしてプレイ後にはアタシにプレゼントしてくれるんや。せやから、今、アタシの化粧ポーチの中は口紅ばかりやねん(笑)。そして、K山さんも……。
「この口紅はモイスチャー効果があるからシットリ感がいい!」
「これは唇に塗ると発色がイマイチやなぁ」
「これはラメが多いからキスするとザラザラ感が……」
 と、専門家のように分析するねん。でも、そんな分析もあたしのテクニックの前には通用しまへん。アタシも紅に染まった肉棒を優しくイジメて彼を快感に導くのがメチャクチャ楽しいねん。
 アタシは風俗嬢という仕事を誇りに思っているしプライドもある。そこに自分のこだわりの性癖を全開にして向かい合ってくる御客様と燃えないワケがない。なので、みなさんも恥ずかしがらずに思い切って、さらけ出してみたらエェねん。そしたら新しい快感の扉を開くことができる……かも。


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千の秘密も千の性癖も、ぜ~んぶアタシにお・ま・か・せpart2

さてさて、フェチって、見た目だけではなくって、けっこう『感触』に起因するものも多いみたいやね。
 たとえば、アタシの常連のK川さんも、そう。忘れもしない、彼と初めてプレイした7年前のことや。当時、アタシは大阪ミナミの某M性感店で働いてた。
「恋華さん、お願いです、これを履いてください」
 いきなり紙袋を差し出されて。まぁ、そういう時って、パンティを渡されるのが相場やん? なので、“OKよ”とか言いながら、ガサゴソ出したら……パンストやったわ。まぁ、パンティもパンストも同じようなもんやわ。しかも、K川さんが持ってきたパンストって、けっこう高級ブランドのモノやった。
 要望通りにそのパンストを足に通し準備OKなアタシ。“ねえ、こんなの履かせて、どうして欲しいのよ?”って聞いてみた。
「まず……両足で太ももをはさんでいただけますか……」
 なんでも、パンストの感触で足を責められることがK川さんにとって、至福の時なのだとか。“なのだとか”って書いたのは、アタシはイマイチ、気持ちイイとは思えへんねん。それでも、ハァハァしながら恍惚の表情を浮かべる彼を見てたら愛おしくなっちゃって。スリスリしながら足を責めて、抱きつくようにして指で乳首を責めたら……。
「アァ~ン」
 ちなみに、アタシの声じゃないわよ。K川さんったら女の子みたいな声を出して悶えまくってるの。なんか、イイなぁ~って思った。ここまでのめり込める快感の素があるのが羨ましいっていうか。そんな殿方を相手にできるってのは風俗嬢冥利に尽きるっていうか、アタシの中のスイッチが入ったわ。
 K川さんを仰向きに寝かせて、今度は両足の裏でチ●ポをはさんでスリスリ~! そう手コキならぬ足コキで、刺激すればするほど足が開いてくるK川さん。つまり、アタシからするとアナルも無防備な状態なので、指先にサックとローションをつけて周辺をマッサージしてみた。
「恋華ちゃん、ヤバイ、ヤバイ!」
 絶叫に近い悶え声を出しながら身をよじるその姿は、アタシの気持ちに火を着けたのは言うまでもない。
そんな彼が続いて出してきた要望は、破らせてほしいというもの。ちょっとだけ、高級パンストやのにもったいないわぁ、って思っちゃったけど(セコっ!)。もちろん、そうさせてあげたわ。シックスナインの体勢でアタシが上になって、少しK川さんのお尻を責めつつ、その瞬間を待つことに……。
「い、いい?」
それを合図に「ビリビリ!」って破られながら、アタシはシッカリ、手コキでキュッキュ~ッ! K川さんったら元気に大放出! いや~、見事な放物線でスゴかったわ!
 その後も何度も来店されるたびにパンストを持参してきたK川さん。“たまには網タイツなんてどうかしら?”ってことになったんやけど……。まぁ、アタシが網タイツ派なだけなんやけどな(笑)。せやけど、足コキすると網目がチ○ポの先っぽに引っかかって痛いみたいやねん。
「ボクはやっぱり、パンスト派ですね……」
 そう言いながらビリビリ破ってたK川さん。アタシが店を移ってしまってから会ってないけど、その後も破ってるのかな? ちょっと気になるねん。


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千の秘密も千の性癖も、ぜ~んぶアタシにお・ま・か・せpart1

どうも~、恋華です。
 さてさて、風俗嬢というお仕事をしていると「イヤなことは?」という質問を受けます。まぁ、好きでこの仕事をしてるし、実はあんまり無いねん。
「じゃあ、イヤなお客さんっているでしょ?」って質問も多いんやけど……まぁ、当然のことやけど不潔な人はカンベンしてほしいわぁ。せやけど、そういうお客さんって、大抵、受付で断るから心配ないねん。
「今までプレイしたお客様で変わってた人は?」って、これもよくある質問やねんけど、そりゃあ、イッパイおるわ。まぁ、いわゆるフェチってやつやけど……。アタシは、けっこうOKやねん。だって、それって、その人の個性やん? そういうところに人としての面白みを感じるっていうか、魅力を感じるっていうか。

 印象に残っているフェチなお客様は多いねんけど、まず、思い出すのはT谷さん。彼は三十代後半の一見、普通のサラリーマンなんやけど……あるモノへの執着心があんねん。それはアタシが初めてT谷さんのお相手をした時のこと。
「恋華ちゃん、お願いがあるんやけど……」
 そう切り出してきた彼。まぁ、プレイ時間中は出来る範囲でお客様の要望には応えるつもりやねん。せやから、“なにかしら?”って、T谷さんの声に耳を傾けてみたところ……。
「ツバを……」
 な~んや、ツバをかけるくらいやったら、おやすい御用やねん。どこがええ? 顔? 胸? それともチ○ポ?
「……足なんですけど」
 は? 足? うん、ええで、それこそお安い御用や。で、実際にかける。タラ~リと垂らしていたら、T谷さんハァハァ言っちゃってるやん! さらに、アソコまでカチカチになってるし……。その姿が面白くてアタシは他の箇所にもツバを垂らそうとしたんやけど……。
「ダメ! 足だけ!」
 なんでも、T谷さんは、ツバをかけられるのではなく、女性がツバを垂らしている表情に興奮してしまうんやって。せやから、あまり近付かれる、イコール、よく見えないから自分の顔から一番遠い箇所の足に垂らしてほしいんやって。でも、それで興奮してくれるのならばアタシだって嬉しくなっちゃうし、ツバを足に垂らしながら手コキをしようとしたら、それも拒まれて。
「お願い! ツバを垂らすのに集中して!」
 そしたら、T谷さん、自分でシコシコしながらイッてたわぁ。その後、何回か指名してくださったんやけど、ぶっちゃけ、アタシはツバを垂らすだけなんでラクっていえばラクやねん。せやけど、ずっとツバを出していると喉がカラカラになってしまうのが難点いうたら難点やったけどね……。


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制服、水着、それともメガネ? おらが仲間のフェチ自慢!part3

1回戦を終えて、初めて2人はシャワーをあびた。オッパイはでかく、ムチムチのポティだった。
「お客さんみたいな人、はじめてですぅ。パンツフェチでメガネフェチなんて。でも、ウラン、コーフンしました。未知との遭遇、ディープインパクトでした」
「ウランちゃん、まだ終わってないよ」
「やっぱり、剃るんですかぁ?」
「ツルツルの割れ目が好きなんじゃ、俺は」
そう言って俺はウランちゃんが用意したカミソリとシェービングクリームを手に取った。俺は床にしゃがみ、彼女を立たせ、土手を前に押し出すよう命令した。
「じゃあ、剃るべ」
彼女の陰毛は剛毛で、バリバリしていた。これを剃ると思うと、俺のチ○ポは復活した。
「ほら、見てごらん。剃ると思ったら、勃起しちゃったよ」
「あーん、涼しくなりますぅ。小学生の頃に戻ってしまいますぅ」と、言いながらも、けっこう喜んでいるウランちゃん。協力的なのは、彼女もこの行為を楽しんでいるからなんだろう。

ジョリ・ジョリ・不条理。ジョリ・ジョリ・不条理。
と、俺は心の中で唱えながら、彼女の割れ目がパックリ見えるように剛毛を剃り落としていった。
やがてリアル○ンコが登場した。おお、ツンと突き出した土手の美しさ。ゆるいカーブを描きながら、中央に大きな亀裂がある。ビラビラが一方だけ少しめくれかけていて、その景色もまた俺のフェチ心をかきたてた。
ああ、俺はツルツルの「土手フェチ」なんだ、と自覚した。なぜなら、俺のチ○ポは痛いくらい大きく鼓動していたからだ。
「ウランちゃんのツルツルの土手に精液をぶっかけても、いい?」
「もう、お客さんったら。私の手コキ技もフェラも素股も発揮できないじゃないですか!」と、怒った顔がチャーミングだったべ。
俺はシャワールームでツルツルの土手を見ながら、高速スピンでしごいた。ウランちゃんは、俺のチ○ポをうっとりしながら見ていた。
「そんなにコーフンしちゃうんですかあ? ある意味カンドーです」
「へへへへ、フェチは女の子の前でさらけ出してこそ楽しめるべさ」
と、俺は豪語した。それは本音だった。
「じゃあ、あとでお客さんのチン毛も剃らせてください」
「ええっ、それは勘弁してちょんマゲ。マゲがなくちゃ武士じゃなか。夏でも風邪ひくぜよ、龍馬!」
「ダメです、わたしだけツルツルじゃイヤです。お客さんも夏仕様になってください!」

すべてが終わってから、俺は待ち合わせ場所の駐車場へ向かった。ユウジとジンタは先に着いていた。
「ツグオ、延長したべか?」
「ああ、最後にチ○ポの毛、剃られてしもた」
するとユウジとジンタは大爆笑した。
「ツグオ、ツルツルかあ? おまえ、そんな趣味があったべか」
「いやあ、プレイの流れでそうなったけんど、今度はツルツルのチ○ポを女の子に見せることを想像すると勃起するべさ」
「おまえ、やっぱヘンタイじゃのう!」
「そのツルツルのチ○ポ、ここで見せてみ」と、ジンタがおどけて言った。
農家のバカ息子はこれだから楽しい。
ユウジも「見せろ、見せろ!」と、高校野球の「やっとばせ、かっとばせ!」の応援のような調子ではやし立てた。
「じゃあ、聞くけど、ユウジはセーラー服のスカートに精液ぶっかけたべか? ジンタはスクール水着を着て射精したべか?」
2人は同時に答えた。
「そんなことするわけねぇ。特殊な性癖がバレじゃねぇか!」と、ジンタは少し怒った口調で言った。

俺はにやりと笑ってから、胸を張って宣言した。
「おまえらも、女の子の前でフェチをさらけ出せば、もっと気持ちよくなるべさ。性癖は風俗嬢の前で隠すもんでねぇ。堂々と見せるもんだべ!」
「そ、その証拠を俺らの前で見せてみ、ツグオ。そしたら認めてやるべさ」とジンタが大声で迫った。
俺は自信満々の表情で、駐車場の陰に隠れて、パンツを下ろして見せた。
「ほら、これがウランちゃんに剃られたチ○ポじゃ! 俺はツルツルフェチじゃ!」
2人の目線は俺のチ○ポに注がれた。驚いたような、まぶしそうな表情だった。
「どうじゃ、これはフェチの勲章じゃ!」
駐車場に渦巻くねっとりとした熱風が、裸の下半身に絡みつくように感じられた。たとえ陰毛がなくても、夏の熱風は感じられたべ。


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制服、水着、それともメガネ? おらが仲間のフェチ自慢!part2

「ウランちゃんのメガネに精液をぶっかけても、いい?」
俺は再び聞いた。
「えっ、それ、ナンですかぁ?」と、ウランちゃん。
「わたしじゃなくてメガネなんですかぁ?」プンとした顔は、意外にかわいく見えた。
「メガネフェチって、つまり、メガネにコーフンしちゃうってこと? ちょっと信じられなーい!」
「その前にキミは白いパンツはいてきたよね?」
「はーい、リクエストどおり、しろ~いパンツですぅ」
「じゃあ、パンツを脱いでくれ」と、俺は渋くお願いした。
ウランちゃんはミニスカートの下に両手を入れ、パンツを下ろした。足首まで下ろしたあと、片手でパンツをつかみあげた。俺はそれをサッと奪い取り、両手でつかみ、鼻に寄せて匂いをかいだ。クンクン、クンクン。あー、脳天を刺激するべさぁ。
「最高だべさ、おめえのパンツの匂い!」
ウランちゃんの顔から能天気な表情が消え、そのかわりに驚いたような、ひきつったような表情があらわれた。
その表情が俺をさらに興奮させた。俺はジーンズを下ろし、パンツ一枚になった。
「ウランちゃんのパンツで俺のチ○ポをしごいてもいい?」
ウランちゃんは意味がわからない、といった困惑の表情。
俺は無視して下半身だけ裸になり、ビンビンになったむきだしのチ○ポに小さな白い布をかぶせた。
「うおおおおおっ、気持ちええ」
ウランちゃんの瞳は、メガネの奥で何度も何度もまばたきしていた。

布の摩擦によって充分に興奮したので、俺はウランちゃんのパンツを両手で持ち上げて横に広げ、再び匂いを嗅いだ。そしてパンツを左に握り、右手をフリーにして、その手でチ○ポを握った。
「ええっ、自分でしちゃうんですかぁ?」と、ウランちゃんは驚きつつも、その瞳には少し輝きが戻ってきたように見えたべ。
「メガネも貸してあげようか?」
「ありがとう。でも、出すときは、メガネはかけていてほしいんだ。メガネをかけた顔にぶっかけたいんだよ」
「わ、わかった。じゃあ、私は何をしていればいいの?」
「今は床に座って観賞してくれたらいいよ。キミの出番はこのあとに用意してあるから」

俺は白いパンツの匂いをかぎながら、自慰行為を続けた。
ウランちゃんは調子を取り戻したのか、「チンポ、ファイト!」と声を出してくれるようになった。
「がんばれ、ヘンタイ! 行け、行け、フェチ男。出せ、出すんだ、アニキ~!」
なんだか奇妙なエールだったが、励みになった。
するとウランちゃんは「あーん、わたしも自分でオナっていい?」とおねだり。
「ああ、いいよ」と俺。
ということで、ウランちゃんがオナる声と、俺の「あっ、あっ」という興奮の声が部屋に響いた。

やがて、そのときが来た。俺はウランちゃんの顔の前にチ○ポを寄せた。
そして、狙いを定め、たっぷりと精液をメガネにぶちまけた。1発目の発射でメガネの表面に精液が届き、ぶち当たって、べっとりと貼りついた。
俺は、やった、と心の中で叫んだ。
ウランちゃんも、その次の瞬間、自分で慰める指が高速回転になり、「ウランもイクーっ」と叫んだ。
他人が見たら、完全にヘンタイカップルだべさ。


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制服、水着、それともメガネ? おらが仲間のフェチ自慢!part1

中学・高校の同級生で野菜農家の息子ユウジと、稲作農家の息子ジンタ、そして俺ツグオの3人は、ユウジの部屋でダラダラしながら、いつの間にかフェチ話に突入した。

ユウジ「わしはセーラー服を見たら、ウズウズするだべさ。念力でもないのに、チ○ポ勃つべ。セーラー服がそこにあれば、スカートに精液をぶちまけたいちゅう欲望、みんなにはないけ?」
ジンタ「おまえはヘンタイや! それはセーラー服フェチちゅうんや!」
俺「ならさあ、ジンタは何に興奮するべさ?」
ジンタ「水着かなあ……。一度スクール水着を着てみたいもんじゃ。想像したら勃起してきたぞ」
ユウジ「そういうツグオは何に執着するべさ?」
俺「女子のメガネ、白い下着、年上のおねえちゃんのカカト、それにパイパンかなあ。じゃけんど、俺は観賞派だべ。メガネ見たり、白い下着の匂いをかいだりして楽しむタイプだべ。使用済み下着なら、シミを見つけると勃起するべさ。その点、ジンタはスクール水着を自分で着て実践派のフェチだべ。俺とは流派が違う」
「フェチに流派もタカ派もハト派もないじゃろ」と、ユウジが大笑いした。つられてジンタも「フェチの流派とは、こりゃおもしろい話だべ」と笑った。

そんなフェチ談義をしていると、全員が勃起したようで、ユウジが切り出した。
「おい、みんな、ヌキたくなったんじゃねぇ?」
「んだ、んだ!」と、うなずく俺とジンタ。
「決まった。久しぶりに3人で行くべ、風俗店!」
そんなたわいのない理由が試合開始のホイッスルになった。フェチ告白トリオは、クルマで1時間半もかけて、東北の地方都市にある店舗型イメクラへ向かった。レンタルビデオしか娯楽のない、田舎に住む農家のバカ息子たちの、定期的な息抜き。文字通り「ヌキあり」の息抜きだべさぁ。

イメクラ「×△○□」に着いた。
受付でジンタは「コスチュームはスクール水着を希望!」と大声で言った。羞恥心という「心」を持たない男だ。ジンタはきっと女の子が身につけている水着を脱がせて、それを身につけて射精するんだろう。
ああ、想像したらオゾマシイ。
ユウジはもちろん「おいらはセーラー服!」とリクエスト。まるでセーラー服だけを求めているような口調だったので、俺は思わず苦笑したべ。
そして俺は「メガネに白いパンツ。ちなみに、パイパンはいねぇか?」と受付で聞いた。
「残念ですが、当店にパイパンはおりません。でも、オプションで女の子の毛を剃ることはできます。3000円ですが、オプションつけますか?」
俺は、にやっと笑って「もちろん」と答えた。

指定された部屋で待つこと約5分。半透明の赤いフレームのメガネをかけた女の子がやってきた。
「ウランちゃんでーす! どうぞよろしくでーす」
やってきたのは、ちょっとロリ系の天然系の娘だった。コスチュームはミニスカウェイトレス。顔は榮倉奈々をふっくらさせたような印象だったべ。
(ありりゃ、タイプじゃないぞ。……仕方ねぇなあ、本人の画像だけ消して、メガネと下着だけ残すとするか)と心の声。頭の中で画像を加工することにした。
と、突然、上目づかいで「お客さんはメガネフェチなんですかぁ~?」と、妙に語尾を伸ばして質問したウランちゃん。
俺は「メガネ女子を見るとさあ、そのメガネに精液をぶっかけたくなるんじゃ!」と、すごんでみせた。
すごんでみせたが、すでに勃起している自分がとても正直に感じられた。


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禁断の味は甘くすっぱく……涙味!?part3

「うん、いいよ。でも、いいけど……」
 M島さんの返事はイエスやった。やった! 会ってくれるって! アタシ、本気で喜んでた。っていうか浮かれてた(苦笑)。ホテルの部屋を出るときにケータイの番号とメアドを交換して、ニヤニヤしながら待機室に戻ったのを今でも覚えてるほどやねん。

 M島さんとの初めてのデートは7月のある日曜日のこと。アタシはメチャクチャ気合を入れた。美容院で髪の毛をセットしてもらって、いつもよりも入念にメイクしてもらって。ネイルやって、M島さんが好きだって言ってた赤と黒のフレンチにしてもらってん。もちろん、服装もメッチャ、セクシーなやつにしてん、その下には勝負下着やねん(笑)。場所はお台場だった。アタシは当然、東京の地理に弱かったんでM島さんにお任せ。別にエエねん、今は風俗嬢やなくて一人のオンナとしてM島さんに甘えるねんから……。そう思って、思い切りM島さんの腕にアタシの腕を絡めた。
 お台場といえば当時は観覧車が名所やったから、それに乗った。もちろん、上に行くほど二人の距離が縮まって、頂点で二人の影がひとつになって……キスした。思えば、M島さんと初めてのプライベートでのキスやった。せやけど、観覧車が下がるほどに二人の距離は下に戻って……切ないわぁ。
 なんか、ずっとM島さんにくっついていたいって思ったんや。せやから食事をしていても、向き合った位置やけどテーブルをはさんだ距離がもどかしくて……。
「恋華ちゃん、帰りたくないんでしょ?」
 食事の後にM島さんが言ってきた。アタシは素直にうなずいた。
「そうだと思った……」
 そう言いながら歩き出すM島さん。アタシはその後をついていくだけやった。そして、着いたのはホテルの一室やった。東京湾を一望できるセミスイートルームで、まずはキスをした。そして、部屋の明かりを消されて服を脱がされ……あぁん、こんな暗くちゃ勝負下着がわからへんやん!(笑)でも、アタシの胸の鼓動は高まって高まって仕方なかったけど……。
「お店じゃないから……」
 そう言って、先にアタシ一人でシャワーを浴びるように促された。本当は寂しかったけど、でも、これがデートなんやって思うと興奮というか、期待が高まって気付けばアタシのアソコは濡れていた……。
 タオルを巻いただけの姿でM島さんを待った。いつもプレイするラブホテルとは違う、一流ホテルならではのベッドの質感が、やけに緊張を誘ってドキドキするアタシを優しく包むようにM島さんはキスをしてきた。なんだか、いつもよりもM島さんのアソコが硬くなってる気がする。そりゃそうよね。今は風俗嬢と御客様ではないし、お店のプレイじゃないから最後まで辿り着けるんだし。だからアタシだって、M島さんのバストへのタッチにいつも以上に感じて、お店じゃ出さないような大きな声で感じちゃったの。
 初めて結ばれる……と、その前にアタシはM島さんのアレをペロペロ&パックンしたくなった。頬張るほどにアタシの口の中で硬くなるM島さんのアレ。気付けば彼もハァハァ言いながら必死に堪えるように悶えてる。なんか、その姿が愛おしくてアタシの口は加速したんやけど……。
「恋華ちゃん、俺、イッちゃいそう!」
 エェよ、イッテも。アタシ、M島さんの全てを受け止めたいねん。せやから、だからもっと大きくなって硬くなってほしいの……そう思って気合を入れたのがアカンかった。
「ウッ!」
 M島さんの弾けたような声がセミスイートの部屋に響くと同時に、アタシの口の中にアノ独特な香りが広がった……。
「ごめん、俺、40歳だし、そう一晩に何度も勃たないよ……」
 そう言ってきたM島さん。うぅん、エェねん、たとえ今夜エッチできなくても。こうやってアナタのそばにいれて日付を越えられることが最高に嬉しいねん。そう思ってた。そして、気付けばアタシはM島さんの腕に抱かれ寝ていた。夢見心地って、まさにこういうことやと思った。せやけど……。

「恋華ちゃん、ごめん、俺、仕事だから先に出るわ。もう少し寝てていいよ」
 アタシはベッドの中で“いってらしゃ~い”とか言いながら軽くキスをした。なんか彼を送り出しているようで、新婚っぽいって思ってた。少し二度寝してからベッドを出るとテーブルの上に置手紙があった。
「ごめんね」
 その一言だけ書いてあって、アタシはM島さんが仕事で先に出てしまうことを詫びているのかと思ってた。そして、その夜、何度も電話したけどつながらなかった。ようやくつながったのは3日後。会いたい気持ちを素直に伝えた。でも……。
「俺、ごめん、って書いてたよね? 俺、お店で会う恋華ちゃんは好きだけど……。あの夜、最後までイカないで恋華ちゃんの口でイッちゃったのは……」
 もうエエねん! その先は言わんといて! イッたのは意図的やったんやね……結ばれないことを選んだんや、M島さんは。もちろん、風俗嬢と御客様だったから、なんて卑下するつもりはない。
「もちろん、俺もそうだよ。でも、俺とは幸せにはなれないと思ったんだ……」
 たしかに、アタシが一方的に好きになってたのかもしれない。だから……こんなに涙が止まらないんだ。あの時のアタシはそう思った。そして、紛れも無く、これは恋だと思った。今となっては東京の素敵な想い出やと思ってる。

 ……それからしばらくして大阪へ戻った。そして、転機が訪れては東京でも働いた。もちろん、心のどこかでM島さんに再会できるんじゃないか? そう思ってのことや。
 そうそう、最初に「皆さんも風俗で女のコからアッサリとケータイの番号やメアドを教えてもらったからといっても浮かれないように」って書いたけど、時には本気になっちゃうこともあんねん。だから、本気になるもならないもアナタ次第やで、うふ!


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禁断の味は甘くすっぱく……涙味!?part2

 彼の名前はM島さん。お仕事は某食品メーカーの企画部に勤務しているとか。風俗は「気が向いたときだけ……」とか言ってたけど……たぶん、遊びなれてると思う。
 まず、基本的にアタシに任せてくれるんだけど、それは甘えてるってワケではなく、あえて身を委ねているっていうか……裏を返せばテクとかを試されているのかなぁ? みたいな。そんな気がしてた。だからアタシは細心の注意を払うように接客したんやけど……。
「恋華ちゃん、こっち(東京)のコじゃないでしょ? 一生懸命、標準語を使おうとしてるけど、微妙にイントネーションが違うし(笑)。それよりも、もっと自分らしさを出したほうがいいんじゃない?」
 いきなり、東京に出てきて気にしてたことを指摘された。そう、アタシは東京で“勝負”しようと思って、あえて関西弁は使わずに仕事をしてた。でも、それが不自然さにつながることもあったの。だから、M島さんに言われて肩の荷が下りたっていうか……そうか、アタシはアタシでエエねんな、みたいな。でも、なんか見透かされている気がしないでもなく、“ヤラれたわ……”って思ってしまった。

 M島さんとのプレイは、いたって普通、のつもりだった。バスルームではマニュアル通りにボディ洗いをしてシャワーフェラをして……という流れなんだけど、M島さんは巧みにリードするように気付いたら目の前にチ●ポがあった的にアタシの顔を股間に導いてた。そして、自然にくわえただけではなくスロートして……普段、Sっぽいアタシがイラマチオしてて、それに気付いた時、“アタシ、完全にリードされてるわ……”って今までに無かった感情が沸いてきたの。
 ベッドに移ってからもそうやったわ。まずはキスからスタートしたんだけど、アタシが責めようとすればするほど、なぜかアタシが責められている、みたいな。たとえば、ディープキスをしようとして舌を滑り込ませたら、その舌を巻き込むようにして気付けばアタシがディープキスされていた。で、思わず、M島さんの目を見つめちゃって……ニッコリと微笑を返された時、なんだかわからんけどドキドキしてもうて……思わずギュッと抱きついちゃった(照)。
 アタシにとって風俗は御客様に存分に楽しんでいただくことだと思ってる……いや、M島さんに出会うまでそう思ってた。せやから、それまでの大阪時代は、まぁ、M性感が流行ってたってこともあるけど、“アタシの前では御客様はマグロになってて! アタシが気持ちよくしてあげるから!”って気持ちで接客してたのね。でも、M島さんは気付いたらアタシを責めて、気持ちよくして……。
「いいんじゃないの? 責めてる恋華ちゃんもいいかもしれないけど、俺にとっては快感の表情を浮かべている恋華ちゃんが素敵なんだ……」
 そう言いながら、何度もアソコを指でイジられて、“あぁ、ダメ!”って思った瞬間にはプシューッ!って。そう、潮を吹いちゃったの。アタシ、それ以前にプライベートで何度か吹いたことはあったけど、御客様の前で吹くって……イカされたんやと思うと、恥ずかしくて。でも、アソコは確かにジンジン感じてんねん。そんな複雑な感情がメッチャ不思議やってんけど、同時にM島さんの虜になってた。
 その後も週に1回、コンスタントに指名してくれて、そのたび、M島さんにイカされて……。もちろん、アタシも最後はM島さんをお口で受け止めてたんやけど、飲み込むのが全然、苦やないねん! むしろ愛おしく思えるほどになってた。そして、アタシは思い切って言った。
「M島さん……今度は風俗嬢と御客様ではなく、一人の女性として会いたいんやけど」


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禁断の味は甘くすっぱく……涙味!?part1

 どうも~、恋華です。
 さてさて、現在、大阪の某ホテヘルで働いてるアタシですが。風俗嬢として働いていて、いわゆる“タブー”って、イッパイあります。
 たとえば、基本中の基本やけど本番行為の禁止でしょう。あとは、お店によってやけど、お客様との電話番号やメアドの交換禁止……まぁ、お店によっては営業用にお店から渡されたケータイの番号を教えてもいいってところもあるねんけど。ちなみに、そういうケータイは勤務時間だけ電源をオンにして、シフトが終わったら電源切ってる女のコが多いんやけど。つまり、皆さんも風俗で女のコからアッサリとケータイの番号やメアドを教えてもらったからといっても浮かれないように(笑)。
 で、そんなんやから御客様との恋愛はご法度……と言いたいところやけど、実際は……。まぁ、止まらないから恋愛なんやけど(笑)。そういえば、つい先日も同僚のレイちゃんがいつの間にか結婚してて。相手を聞いたら以前、アタシも入ったことがあるお客様でメッチャ驚いたばかりやねん。
 そして、そんなアタシも……実はあります。お客様に恋してしまったことが……。今から5年前の夏のこと。現在は、大阪を拠点にしているアタシですが、当時は東京のデリヘルで働いてました。あたしは元々、関西出身でその東京のお店で働く前は京都のヘルス店にいてたの。でも、付き合っていた彼と別れて心機一転上京しました。この時が初めての東京じゃなかったけど、東京って慣れてないし、知り合いも少ないし、寂しいし。それを紛らわすのがお仕事しかないという状況やった当時のアタシ。
 まぁ、風俗のお仕事って、関西も関東もすることは同じやし(笑)。テクには自信があったし、関東やからそんなに顔バレもせえへんやろって、マスコミにもバンバン出た結果、お店でもけっこうなポジションまで登りつめたけど……。でも、なんか虚しかった。たぶん、まだ別れた彼を引きずっていたんやと思う。
 そんな時のこと。指名が入って、いつものように指定されたホテルの部屋を開けたところ……思わず、ドキッとした。ルックスはいたって普通なんだけど。年齢は後から聞いたら40歳。で、“こんにちは”という挨拶だけでも大人の男の余裕を感じさせるというか、なんか頼り甲斐があるな~、みたいな。オンナの勘というか、簡単に言えば一目惚れってやつ(笑)。別れた彼とは全然、タイプが違うんだけど。なんか、すごく相性が合いそうな人だな~って思わせる何かを感じたの……。果たして、アタシの勘は当たったかといえば……。


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貯金と婚活に励むプリティ・ウーマンの「恋する夏の日2010」part3

バスルームに入って、Fさんの股間を手でもむように洗ってあげると、彼は「ああ、ああ」と女の子のような声を出しました。それがまたかわいらしいの。わたしは奉仕するよろこびを全身で感じました。

彼のお尻の穴まできれいに丁寧に洗ってあげたとき、彼は「ココロちゃんはいいお嫁さんになれるよ。毎晩、キミにこうやってチ○ポやお尻を毎晩洗ってもらえる男性が、うらやましいね」と言ってくれました。
わたしは、そのとき、あ、今が攻め時だと直感しました。
「Fさんさえよければ、わたしが毎晩、全身を洗ってあげますよ」
勇気を絞って、そう告げました。
「……ココロちゃん、うれしいことを言ってくれるねぇ」
と、Fさんは笑顔を返して、わたしの股間に手をさしのべました。彼の右手がわたしのビラビラを開き、彼はそこに顔を寄せました。
「クリちゃん、クリちゃん、隠れてないで出ておいで」
彼はおどけた表情でわたしのおマ○コに話しかけました。そのとき、彼の分身が復活しはじめたのが見えました。ムクムクと大きくなり、やがてピンと天井を向いたのです。
わたしは元気な男性が好きです。だってわたしのために、2度も3度も勃起してくれるんですから。

彼は勃起したまま、バスルームの床に腰を下ろし、わたしの股間をなめ続けました。
ああ、愛されている、わたしは実感しました。クリトリスが顔を出すと、彼は舌の先でツンツンと突いて、わたしの反応を確かめました。
わたしは少しオーバーに声をあげました。
「あ~っ、とろけちゃうぅ」
男性はこういう甘い声に弱いものです。色気でがんじがらめにするのは、重要な作戦です。体が離れられなくなると、男と女は自然につきあうものです。

ベッドに移動してからは、わたしが主導権を握りました。彼の全身をなめまわしました。耳たぶ、うなじ、ヒザの裏、太もも、乳首、脚の付け根、もちろん、彼のウィークポイントである肛門も。
彼はアヌスをなめると、きゆっと締めて、泣きそうになるんです。「あーん、あーん」とか細い声をあげて、シーツをぎゅっとつかんで我慢するように、むせぶように、喜びの泣き声を出すんです。その顔を見られることが、その日のわたしの幸せでした。できることなら、ずっと彼の顔を見つめていたと思いました。

最後は騎上位の素股でフイニッシュすることにしました。お互いの股間にヌルヌルのローションをぬりたくり、彼のペニスに片手を添えました。
「ココロちゃん、本当に中に入っているみたいだよ。挿入しているみたい……」
彼はわたしの下で歓喜の笑顔でささえきました。甘い声にゾクゾクしました。

「……イッちゃう、イッちゃうよお」
やがて彼がそう申告したとき、わたしはかつてないスピードで腰を前後に振っていました。すぐに、彼の精液は彼の腹に飛び出しました。
精液をぬれティッシュでぬきながら、わたしは「毎晩、Fさんにこんなことしてあげたいなぁ」とささやきました。
「ねぇ、ダメ?」と、たたみかけて彼の目を見つめました。
と、そのとき、余韻にひたるFさんの瞳がにぶく光ったように見えました。
「……うれしいねぇ、じつは僕は商社マンじゃなくて、今春、印刷会社をリストラされて、今は無職なんだ。キミならお金を貯めていそうだからお願いするよ。小さな印刷会社を起業するから、僕にお金を貸してくれないかな。1000万円、いや500万円でいいから」

わたしは気持ちが静かに冷めていくのを感じました。Fさんは風俗嬢にたかるヒモ系男だったようです。わたしは商社マンと結婚して、専業主婦になりたかったのに。わたしはFさんを勝手に好きになり、勝手に冷めてしまいました。
わたしが貯めたン百万円の貯金は、わたしのもんだっ。アンタなんかに、渡すものか。
わたしはサッサとシャワーをあび、洋服を着て、先に部屋を出ました。
ホテルの前でコースケさんのクルマを見たとき、ほっとしました。

真実を直視するなら、彼はリチャード・ギアではなかったし、わたしはジュリア・ロバーツではなかったようです。

……俺はココロが話す、そんな話を聞きながら、彼女の「ひと夏の恋」が始まったばかりであることを知っていた。
「よーし、今年の夏は本物の若手社長をゲットするぞ。医者でもいい。弁護士でもいい。ええい、わたしの夏はこれからなんだっ!」
そう宣言してココロは、深夜のファミレスで珍しくビールを注文した。
そしてグッチのバッグから、Fさんに渡すはずだった手紙を取り出し、ビリビリと破いてみせた。
グラスに注いでグイグイと飲みほし、彼女は少し潤んだ瞳で、「うわあ、うまい!」と叫んだ。
ビールの苦味が涙を誘ったのか、流す涙の水分を補充するためにビールを注文したのかは定かではなかったが、ココロはその日、苦いビールをたらふく飲んで、深夜のファミレスで眠った。
その寝顔は、俺の目には、貯金と婚活に情熱を注ぐ2010年の「プリティ・ウーマン」に見えた。


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