風俗嬢の送迎ドライバーが体験した「恋愛と商売のあいだ」 Part2

ホテルに着いた。これからユズは約80分、客に奉仕する。客のチ○ポをなめ、客にアソコをなめられる。俺はユズが客のチ○ポを見ることすら嫌悪感を覚えていた。
「じゃあ、終わったらケイタイ鳴らすから、ホテルの近くにいてね」。そう言い残して、ユズはホテルのロビーへ消えていった。後姿がウキウキして見えた。俺はクルマを走らせ、ファミレスへ向かった。ユズは今頃、全裸になってシャワーをあびているだろう。相手の男は、すでに勃起しているはずだ。そんな想像をめぐらせているうちに、俺のチ○ポはうずきはじめ、ブリーフの中をのたうちまわった。路肩にクルマを止め、ファスナーを下ろし、ハンドルではなく、チ○ポをきつく握りしめた。むなしい行為だとはわかっているが、我慢できない時がある。ユズ、ユズ、ユズ…。やがて車内にあの青臭い匂いが充満した。

ユズの友達で、ユズと一緒に店に入ってきたシンコは、ユズとは違って風俗に夢も希望も抱いていなかった。精液をティッシュでふきとっていたその時、俺のケイタイが鳴った。あわてて電話に出ると、シンコが一方的にしゃべりはじめた。
「コースケ、確か今日はシフトの日だよね。ユズの担当かな? えっ、なんだか深夜ひとりでいると淋しくなって電話しただけだよ。それじゃまた…」
シンコはそう言って電話を切った。彼女は何を俺に求めているんだろうか? いや、話す相手は誰でもよかったんだろう。多くの風俗嬢は満たされない空洞を抱えている。少し覗いてみようとすると、彼女たちは空洞の奥に隠れ、自身をさらけだすことはしない。だから俺も何も聞かないようにしている。ラジオをつけ、FM局にチューニングしたら、宇多田ヒカルの「ハートステーション」が流れてきた。