穴があったら入れたひ、挿れたひ、射れたひ Part3

 キターッ! ついに、この瞬間が来た! 男たる生き物は穴があったら入れたいし、挿れたい。挙句の果てにはバズーカ砲の如く射れてみたいものである。そう、もしも、古語で表現するのならば「入れたひ」、「挿れたひ」、「射れたひ」である……と、ワケの分からないことを言ってしまうほど興奮してしまったボク。だって、小雪嬢は四つん這いになって、尻を突き出して待っている臨戦状態のだ。もちろん、ボクのバズーカ砲もロックオン! まさに阿吽の呼吸であり、数分後に「あふぅ~ん」な呼吸になるだろう。それにしても、まさか、この最終兵器ともいえる行為が彼女のパーソナルオプションだなんて……世の中捨てたものではないと海より深く実感したのは言うまでもない。

 バズーカをそのまま撃っては危険なのでスキンという名のセーフティーガードを装着して、女神の泉へいざ出撃!
 ……と、なるハズだった。しかし、彼女は無常にもこう言い切ったのだ。
「ダメ! うちのお店、そういうことは禁止です!」
 え~? だって、「入れて!」って言ったのはキミじゃん! それなのにどういうことなの? すると、小雪嬢はボクのイチモツをつかみ、ある穴へと導いた。それは女神の泉の隣にある洞窟……つまり、アナルである。そう、彼女のパーソナルオプションはAFだったのだ。AFといえば、当時はごく一部のマニアックな店でしか行われておらず、驚いたのは言うまでもない。これはビッグサプライズだ。

 しかし……ボクは困った。いや、不安になったというほうが正しいかもしれない。なぜならば、AFをするのは初めてだったからだ。
「大丈夫よ、私が気持ちよくしてあげるわ……まぁ、私も気持ちよくなれるんだけどね、うふふ……」
 小雪嬢のその言葉を信じてインサートしてみる。が、しかし! 彼女の入り口は締りが良くて、なかなか入っていかないのである。そして、その締り具合ゆえに入れている途中でイチモツがキュッとなり、イキそうになる始末。もちろん、ここでイッてしまったらパーソナルオプションは台無しになる……なので、ボクは頭の中で因数分解などを思い出し、気を紛らわせることにした。

“ズッポシ!”
 そんな擬音が似合うような感じで彼女の洞窟の中に吸い込まれた。なんだか、女神の泉よりも生ぬるい感じがしたが……。それよりもAF初体験のボクにとって驚きだったのは、果てが無いことだ。まぁ、構造上、この洞窟は腸までつながっているワケだし、そりゃあ果てしない道である。しかし、突けば突くほど、吸い込まれていく感じはとても不思議であり、初めての不安がさらに増長されてしまった。が、やはり、気持ちいいのも事実。

「普通のファックと同じようにして!」
 そんな小雪嬢のリクエストに応えるように、ボクはイロイロな角度から突き上げる。すると、彼女はこれまで以上に身をよじりながら悶え、「うっ! うっ!」とうめきながら快感に体を震わせているではないか……。
「実はね、私、こっちの穴でしかイケないの……」
 恥ずかしそうにそう言う彼女であるが、時折、意図的に肛門をキュッと締めるので、その都度、イキそうになり、もうダメ! そんな極限状態に達しようとしていたイチモツであるが……なかなかイカないのだ。いや、もちろん、気持ちイイのだが。やはり、突いても先端がどこまでも入っていくのが一因だろう。だから快感がいつまでも続くのは……なんだか新しい世界を発見したようである。

「そろそろイク?」
 そう聞かれて無言でうなずくボク。すると小雪嬢はヒップを突き出し、さらに肛門をキュッと締めた。おぉ! これは本来、挿れようとしたべきところへ挿れるよりもイチモツを包み、もう何が何だかわからん! そんなカオス状態のままドッピュ~ン!
 放出と共にイロイロな意味でボクは果てた。なんだか童貞を捨てた時の様な爽快感というか、初めての快感に、これまで風俗では味わったことのない感覚があった。それは、小雪嬢に「今日は、ありがとう」と素直に言えたことが物語っている。実はこんな爽快感は風俗で遊ぶようになってから初めてのことだった。もしかして、この感覚を求めてさらに遊ぶようになったのかもしれない……。

 時を経て現在、普通にAFを行う店が増えているが、なんとなく秘密の行為という感じがする分、“秘密のオプション”的な存在であってほしい……。ボクの中でそう思うのは、あの日、小雪嬢が導いてくれた影響があるのは言うまでもない。