初フーゾクは奥様に導かれて…… Part2

 さて、プレイであるが……風俗童貞のボクには驚きの連続だった。と、いうよりも選んだ店がその要因だろう。まず、プレイルームが受付があった部屋のお向かいの部屋。そう、そこは今では懐かしいマンヘルだったのである。豪華な個室を期待していたボクとしては、驚きと同時にいささか拍子抜けだった。そして、ルミエさんにも驚いた。写真と違うよ! ハッキリ言えば老けてるよ。いや、キレイなことはキレイなんだが、目尻のシワとかが……ちょっと気になってしまった。
「29歳、ですよね?」
 分かってる、失礼だってことは。でも、風俗童貞だったボクは思わず言ってしまったのだ。ルミエさんの目に一瞬、緊張感が走る。そして、ぶっきらぼうにこう言った。
「受付の写真? あぁ、あれ、“29歳だった時”に撮ったやつだから」
 二人の間になんとな~く、イヤな空気が流れる中、またもや彼女はぶっきらぼうに言う。
「準備、してよ」
 準備? 準備?? どうしろと??? いわゆる普通のマンションの普通の部屋の真ん中で立ちすくんでしまった。なので、思い切って告白した。
「ボク、こういうお店、初めてなんですぅ……」
 すると、ルミエさんの表情が変わった。「な~んだ」。そう言ってニッコリしてくれた。それを見てボクもホッとする。
「じゃあ、最初はシャワーを浴びるから服を脱ぎましょう」
 と、シャツのボタンを外し始めたルミエさん。思えば、女性に服を脱がしてもらうなんて子供の時以来で、なんだか照れたのを覚えている。さらに、キスをしてくれて……。
「大丈夫よ、安心して(笑)」
 この笑顔が良かった! 今だったら、これだけで即勃起モノである。しかし、その時のボクはかなり緊張していたのだろう。勃たなかったのである。さらに、シャワーを浴び終わると、いつものクセで自分でタオルを取り、自分で拭き始めたボク。
「私の仕事、取らないでよ(笑)。いいのよ、こういうお店では、あなたは何もしなくていいんだから」
 思わず笑われてしまったが、こっちにはそんな余裕が無いって! そんな和やかな雰囲気の中、布団へ。そうです、ベッドではなく、マンションの一室の中央に布団を敷いてのプレイなのです。

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