4/21
飾れないけど、一番大切なところ……だから優しく…… Part2
そんなこんなで約1年前のある日のこと。仕事のDVD収録の体験取材の依頼を受けて少しブルーになっていた。それは、取材先のホテヘル『M』の優子嬢が相手だったからだ。実は彼女、キスNGが暗黙の了解だったりする。それで某掲示板で叩かれたりしている。それでも顔出しで体験取材もOKということで店側がセッティングしたのだが……。ボク自身も以前に優子嬢を取材したことがあり、けっこう仲良しなので性格は悪くないと知っているが……。それでも、体験取材の際のキスは唇がほんの少し触れる程度。もしも本当のカップルだったら想いのかけらも届かないような感じのキス。……いや、『キス』とは言えないものかもしれない。そんな女のコを相手に撮影を全うできるのだろうか? そんな不安が渦巻く。
そんな時に前述の亜里沙ちゃんと話していて、ボクが相談する形で事情を話した。ホテルでの取材で二人きりというのが、ちょうど相談のしやすいシチュエーションだったこともある。
「そりゃあ、イリさんが心を込めるしかないでしょ(ニヤリ)」
いや、もちろん取材とはいえ……いや、取材だからこそ心を込めて女のコに接してるんだけど……。
「わかってるよ、もちろん。そうだなぁ……あ、そうだ! こうすればイイんじゃない?」
と、亜里沙嬢はあるアドバイスをしてくれた。もちろん、手とり足とり……だったら嬉しかったけど、言葉で簡単に説明できたことなので、そんなの無しだ(苦笑)。
さてさて、取材当日のこと。大まかな打ち合わせをして、撮影のスタート! まずは雑誌用にスチールのみを撮影。この時、形だけを撮影できればOKだったので、案の定、優子嬢はキスをすることもなく、顔を近づけるだけだ。それでも滞りなく撮影は終了。
そして、続いては動画の撮影だ。さて、皆さんに質問であるが、プレイ中におけるキスって、大体、スタートしてからどれ位の時間が過ぎてからしますか? たぶん、基本的に最初の方ですよね? つまり、この動画撮影は、いきなりの難関を押し付けられたようなものである。
しかし! ボクは動じなかった。なぜならば……。
取材開始から数分後、優子ちゃんの唇からは悶え声が……。いや、それよりも股間から淫蜜を滴らせているではないか! これほど効果的だとは……。
何をしたのかといえば、まず、キスをする前に見つめあってもスグには唇に触れない。まず髪をなでながら、上唇の中央のプクッとふくらんだ部位を人さし指でツン!としてみる。もちろん、優子嬢は驚いた表情を浮かべている。でも、イヤそうではない。そして、ボクの指先には彼女の唇の感触が残る。それは、なんだか触れたらいけない……壊れてしまいそうな何かに触ってしまったような気分だ。
そして、ついに唇と唇が重なる瞬間が……いや、まだまだです。でも、唇は重ねます。いったい、どういうことなのか?
実は相談をした亜里沙ちゃんから教えてもらったのだが、キスをする時、いきなりディープを迫ったらドン引き確実だということ。まず、最初に女のコがされると軽い驚きがあって感じちゃう行為の一つとして挙げてくれたのが前述の指でタッチすることだった。
そして、もう一つは唇で女のコの上唇だけをはさむようにキスをすることだった。これを何回か繰り返すと……。
「ダメ! 感じちゃうわ……」
動画カメラのマイクに入らないようにと耳元で小声でささやく優子嬢。もちろん、感じてもらわないと困るので、僕は手をゆるめず……いや、唇をゆるめずに今度は彼女の下唇をはさむ。するとプルンとした優子嬢の唇が快感に震えているのがわかるほどだ。その答えは、彼女のアソコを指でさわってみたら、ものすごいグチュグチュなのだ。やった自分で言うのも何だがボク自身も驚いてしまった。
実はボクの“戦法”は彼女の唇をアソコに見立てて責めただけ、である。
つまり、最初に指先でツンとしたのは、クリちゃんを愛撫するのをイメージしたもの。そして、上唇、下唇をはさむのは、アソコのビラビラを愛撫することをイメージしたものだ。
なぜ、唇をアソコに見立てのかといえば、亜里沙ちゃんから「唇って、第二の性器って例えられるじゃない? だから、キスをするっていうよりも“愛撫”する感じだと女のコも感じやすくなると思うわ」とアドバイスしてくれたのだ。で、ボクはそれを実践した次第。その結果、これまでキスを拒んでいた優子嬢も堕ちたということだ。




