『Fガールのユ・ウ・ウ・ツ』part1

 なぜエベレストを目指すのかといえば、そこに山があるから……と答えたのは、かの有名なイギリスの登山家のジョージ・マロニーである。
それでは、なぜモミモミしたりパフパフするのかといえば、そこにおっぱいがあるから……と応えたのはボクである。まぁ、より正確にいえば、そこに巨乳があるからだ!
 とか言いつつ、実は少し前まではバストよりもヒップ派だった。顔面騎乗で責めてもらうにはバストよりもヒップが重要なのだ! そう、ボクは巨乳よりも、どちらかといえば巨尻のほうがいいのだ! そう思ってた、少し前までは。それでは、なぜ、おっぱいに目覚めてしまったのか? それは2週間前にさかのぼる。
 風俗ライターという仕事をしていると、いろいろな風俗店より取材の依頼が来る。それは新しいコースを作ったからだったり、有望な新人さんが入店したり……というのが、二大理由だったりする。そして、2週間前の依頼は後者だった。つまり、有望な新人さんが入店したということだった。都内某所のホテヘル店『A』の店長曰く、こうだった。
「今度の新人、コードネームは“F”です!」
 は? コードネームは“F”? と、いうことは『F』で始まる言葉か……。まず、風俗でFといえば、それこそ、風俗のFであるし、もしかしたらテクニック面からしてフェラ上手なのかも……。そう思いつつ、店長の答えを待つボク。
「なんと! Fカップの新人が入ったんです! しかも取材で顔出しOKなんです!」
 なんだよ! だったらコードネームは“F”とかもったいぶらないで「Fカップの新人が入った」って言えばいいじゃないですか……正直、そう思った。ぶっちゃけ、乗り気じゃなかったのが正直なところだ。と、いうのも、あくまでも個人的な感想なのですが、大きなおっぱいを巨乳といえば聞こえはいいのだけど、実際のところバストに比例するようにウエストの数字も大きかったりするの女のコがほとんどで。つまり、巨乳ではなく“巨体”だったりする確率が高いのも事実だ。
「その店は大丈夫です! 彼女、サリナちゃんって言うんですけど、バストはFカップなのにウエストはくびれてるんです! いわゆるモデルボディです!」
 ……正直、半信半疑だったボクは渋々、取材を了承した。ある雑誌から体験取材の依頼があり、当初、予定していた店と嬢の都合が悪くなったので店長に相談したのだ。そして、その数日後、『A』の事務所へ行ったのだが……噂のサリナちゃんに会って驚いた。それはまず、Fカップのバストの存在感に対してである。それよりも、ウエストだ。本当にくびれていて、それはまるで3Dアニメのキャラクターのようである。あまりに見事なくびれなのでそう思った次第。ボクの自論なのだが、ウエストがくびれている風俗嬢は、それだけで“仕事ができる”率が高くなる。と、いうのも、そのウエストをキープする努力は並大抵ではない。それゆえに摂生……つまり自己管理に優れている分、プロフェッショナルな女のコが多いように思う。なので、おのずと萌えてきてしまったのは言うまでもない。
 さて、いよいよ彼女のおっぱいを拝める時がやってきた。男の悲しいサガだが、サリナちゃんの胸の谷間を見ただけでニヤニヤしてしまったボク。しかし、彼女は……明らかに不機嫌な感じである。……どうしたのだろう?