『再会は漆黒の森の中で……』part1

「あら? イリさんじゃない? やだ~、久しぶり~!」
 それはいきなりの再会なのであった。冒頭の言葉は関東某所の和風イメクラ『W』でのお相手・薫さんが発したものである。いや、ホントに久しぶりの再会なのであった。
 順を追って書こう。風俗ライターが仕事のボクは取材先の店では遊ばない。ボクらの業界では、なんとなく暗黙の了解ということになっているからだ。それゆえに取材で知り合った風俗嬢に対して「いいなぁ~」と思っても、プライベートでプレイすることはできないのです。つまり、個人的に遊ぶ風俗店は仕事で接点の無い店ということになる。
 しかしながら、『調査活動』は大切なのである。つまり、新店や自分の関わりが無い風俗店の『実践チェック』と(個人的に)称し、遊んでいる次第である。その一環として『W』を訪れて、薫さんと再会したのだ。
 再会……約10年ぶりではないだろうか? 彼女が以前、池袋のイメクラにいた時に何度も取材して意気投合した仲である。しかし、風俗嬢にはよくあることだが、彼女はある日、忽然と店からいなくなった。そして、その後、他のお店で働いているという噂もなく、ボクとしても正気なところ、心の中から存在が消えていたに等しかった。だから、指名写真のパネルを見て気付かなかったワケではない。10年前、彼女は学園系イメクラに在籍していたが、ルックスとしてはショートの茶髪でミニスカでギャルそのものであった。しかし、今、ボクの目の前にいる薫さんは襦袢でロングの黒髪である。そりゃ、気付かん!
「だって、この店、和風じゃない? 襦袢に茶髪は似合わないわ(笑)。それに……もう10年よ? 私だってギャルの格好をしていられない年齢になったわ(苦笑)」
 ドキッとした。苦笑いした表情があまりにもイロっぽかったからだ。大人の女性にしかかもし出せない雰囲気だったからである。胸辺りまで伸びた黒髪も含めて、これが年月のなせるワザというものだろうか? 聞けば10年前に池袋のお店を辞めたのは結婚が理由だったという。しかし、現在はバツイチになり久々に風俗業界に復帰したのだという。
「さてと……再会を懐かしむのもいいけど、今日のあなたはお客様よ。だから……」
 そう言うやいなや、薫さんはボクのズボンと下着を下ろし、イチモツをくわえた。
「久しぶりだわぁ~、イリさんのココ……美味しいわ、ウフ」
 思えば彼女が池袋のお店に在籍していた時は何度も体験取材をしたものである。その時の記憶が股間によみがえる。そういえば薫さんは店でも屈指の舌テクの持ち主だったっけ……っと思い出した時には股間に衝撃が走った! 即尺なのにディープスロートなのである。そのたびに黒い長い髪が揺れてボクの足を撫でる……それがくすぐったくも心地よかったりするのだ。そして、黒髪からほのかに漂うシャンプーの香りが、あの頃に引き戻した。それは、記憶の中に残っている香りと同じだったからだ。
「あぁ、たしかに変えてないわ~。よく覚えてたわね~」
 ニッコリと笑う顔は幾分、大人になっているけど薫さんは変わっていない。むしろフェラのテクなどは成熟度を増しているといって過言ではない。その証として再会を祝すかのように、早くも爆発してしまったからだ。やや呆れた表情で笑いながらも、シャワールームへ急ぐ後姿の揺れる黒髪が、やけにまぶしく感じた……。

『N/㎡~理数系風俗で導く快感~』part3

「もう一度、踏んでください……」
 ボクはミラ女王様にそうお願いしていた。それは、先ほどの以上、「その先にある快感」を味わいたくなったのと、ほんの少しの取材をまっとうしようとするプロ魂だ。まぁ、ほんの少しというのが正直だし、しょうもないのだが(苦笑)。
「そうだったわね、今日は取材でアタシにハイヒールで踏まれた時の圧力を知りたいんだものね……。いいわ、また踏んであげるわ」
 再び仰向けに横たわるボクを見下すように妖艶な笑みを浮かべてハイヒールを見せつけるかのように、その美脚をまずは腹部に置いた。恥ずかしながら贅肉に覆われたボクの腹にヒール部分が埋もれていく。なぜだか、その埋もれる部分が多くなるほど、つまり、ミラ女王様のハイヒールが深く入り込むほど、快感も深くなっていくことに気付いた。それで軽くグリグリされ、時折、『お掃除』と称して舐めさせられるほど気持ち良さが高まっていく。そして、カラダというものは正直なもので、股間が隆起してきたのだ……。
「じゃあ、今度は大きくなっているアソコを弄んでやろうかしら」
 次にミラ女王様が狙ったのは、当然、股間である。まずは、玉周辺から優しくタッチするようにツンツンといった感じでヒール部分で触れてきた。それは、指先で愛撫されているような気持ち良さであり、ほどなくして先端からガマン汁が溢れ出してきた。
「ねぇ、アタシのハイヒールの全てを受け止める術(すべ)を知ってる?」
 もちろん、ボクには知る由も無く……すると、ミラ女王様は4本のロープを取り出し、まずはボクの手足を縛り、それぞれの端をベッドのフレームにくくりつけた。そして、踏んできたのだが……手足を拘束されて身動きが取れない。それでも、容赦なくミラ女王様の美脚は襲ってくる……心なしか先ほどまでよりも黒革のハイヒールが妖しく鈍く光っている。そして、今までに無いダイレクトな刺激が踏まれた胸の辺りを襲った。
「縛られてるから逃げ場がないでしょ? 圧力だって逃げ場がないからダイレクトよ」
 逃げられないゆえに抵抗もできない。それゆえに、ボクの肉体を踏むミラ女王様のハイヒールは体内に侵食していく感じだ。それは肉体だけではなく、気持ちまで……。つまり、ハイヒール一つで彼女に支配された。そして、この時に「支配されること」イコール「心への圧力」だと思ったのである。
「えぇ、その通りよ。ハイヒールで直接踏むことは肉体への圧力だけど、支配することはアタシがあなたのすべてに圧力をかけているわ、逃げられないように(ニヤリ)」
 逃げられない……そんなボクに待ち受けていたクライマックスは、まず、股間にローションを垂らされた。身動きができないから無抵抗で冷んやりした感触を受け入れるしかなす術はない。そして、さらに受け入れなくてはならないのは……ハイヒールだ。
 椅子に座ったミラ女王様は両脚で挟むようにボクのイチモツをハイヒールで弄びはじめた。いわゆる足コキである。器用に足をすり合わせボクの股間を刺激していくミラ女王様は確信犯的な行為もする。それは、ボンデージの股間部分を少しずらし、ボクに見せ付けるように淫蜜処をチラリとするのだ。身動きができないため、固唾を飲むばかりだが、亀頭からはエッチな唾液がダラダラと流れてきた。そして、無抵抗なボクは彼女の足の動きが速まったその頂点で果てた。ハイヒールに飛び散った白濁液や、身体に残った踏まれた痕跡がミラ女王様からの愛に思えたのは、「支配されること」イコール「心への圧力」という証だろう。そして、ボクはその後、ハイヒールの虜になったのはいうまでもない。

『N/㎡~理数系風俗で導く快感~』part2

 女王様にハイヒールで踏まれた時にM男にかかる圧力は? そんなくだらない企画(自分で考えてこう言うのもアレだが)のために、実際に女王様にハイヒールで踏まれたボク。
 最初は何も感じなかった……いや、正確に言えば感じたのは違和感だ。しかし、徐々にカラダが疼いてきたボク……この疼きって、もしかして感じてるのか? そう思ったのは、胸の辺りを踏まれていて気付けば乳首が勃ってきたのだ。それを見たミラ女王様はニヤリとしながら意地悪にもこう言った。
「あらあら、こんなに感じちゃって……。そういえば今日は取材よね? それなのに乳首をこんなに勃てちゃって……ホントにしょうがないM男だわ」
 ハイヒールで踏むのを止めると1センチメートル四方の痕が付いていた。圧力のことをいってしまえば、ヒールの底部分が1センチ四方のばあい、たとえばミラ女王様の体重が40キログラムの場合、40N/c㎡となる……ハズだ。申し訳ないがボクは理数系ではないので、うろ覚えでだったりするが、ボクのカラダにミラ女王様のハイヒールの刻印が刻まれたのは確かである。その痕を見ていたボクにミラ女王様は言った。
「もっと欲しいんでしょ? ハイヒール……」
 図星である。ボクはうなずくしかなかったが……考えが甘かった。
「自分の立場をわきまえなさい! このわがままM男が!」
 一喝したミラ女王様が今度はボクの顔の前にハイヒールの美脚を突きつけてきた。そして、つま先でボクの頬のラインをなぞるように擦り付けてきた。なんだか、圧力を求めるのとは関係ない方向に進んできたが、ハイヒールの誘惑に勝てず、ミラ女王様のハイヒールに頬ずりするように顔を密着させてしまった。
「あら? そんなに好きなの? じゃあ……アタシのハイヒールが美味しいって思うようなことさせてあ・げ・る! さぁ……お舐め!」
 数十分前に初めてハイヒールで踏まれた時には心の中に違和感があったけど、この命令には躊躇なく従えた。だけど、戸惑いもあったのは事実。それでも、やや緊張気味に舌先をハイヒールの甲の部分に付けると……正直なところ無味というか革の味なのだが、甘く感じるのだ、脳内で。最初は羞恥心のようなものがあったが、舐めるたびにミラ女王様の息吹を感じるようになり、それは本当に彼女の唇と接吻を交わしているようだった。だからこそ、ミラ女王様の魅力にのめり込んでいくかのようでもあった。
 気が付けばボクは必死だったのだろう。ミラ女王様の「よろしい」という声で我に返るまで、ハイヒールを舐めていた。そこから舌を離したら、ヌラリと舐めた痕跡が有り、それが淫靡に光っていた。
「初めてにしては上出来だわ。じゃあ、もっとハイヒールを味わってもらうわ」
 椅子に座ったミラ女王様はそう言うとボクを正座させて、美脚をスラリと伸ばし、ヒール部分を軽く頬に押し付けてきた。それはフレンチキスのように軽く優しく……。さきほど、ハイヒールを舐めた時にキスをしているかのような感覚だったが、もしかしたらハイヒールで弄ばれるということは、前戯としてのキスのようなものかもしれない。だからだろうか。絵的にはヒドイことをされているのに、ミラ女王様が聖母のような微笑みを浮かべているのでご褒美に思えてくるから不思議だ。それにしても……ボクはハイヒールでされたいのは……。

『N/㎡~理数系風俗で導く快感~』part1

 さて、突然ですが問題。ピンヒール部分の底辺ガが1平方センチメートルのハイヒールを履いた体重47キロの女王様に踏まれた場合、M男にかかる圧力(N/㎡)を求めよ!
 いきなり、こんな問題を出して恐縮ですが。実はコレ、ボクが10年位前に某エロ本で企画した『風俗 国語・算数・理科・社会』というコーナーの設問の一つである。
その他にも国語では『きっこうしばり』を正しく感じで書け。算数では入浴料8000円のソープランドで支払う総額は? 歴史(社会)ではノーパン喫茶が全盛期を迎えたのは何年? といった感じで、風俗に関する問題が並ぶ実にくだらない企画であった。
そして、冒頭の問題である。この他にもM男を天井から吊るす時に滑車に掛かる運動量は? といった問題があったような……。とにかく、SMは理数系風俗なのではないか? 取材をしていてそう思った次第。
そう、取材なのである。なので、その問題に合った絵作り、つまり、写真を撮らなくてはならないのである。当然、誰かが踏まれなければならないのである。そこで出版社から白羽の矢が立ったのがボクだった。
実は当時のボクはSMは未体験であり、なんとなく恐いというイメージがあった。いや、痛いというイメージと言ったほうが正確か。
そんなこんなで、取材日、現場へ行くと今回のモデルであるミラ女王様が待っていた。取材趣旨を話しすると、一言、「面白そうじゃない」といってニヤリ。笑みで歪む真っ赤な唇が実にセクシーだ……と期待に胸と股間が膨らんだのも束の間。
「取材とはいえ、アタシを前にして、まずはちゃんと挨拶でしょ?」
 ボクはミラ女王様に言われるがままに、土下座状態で「本日は御調教よろしくお願いいたします」と挨拶をした。
次の瞬間、“ガツン!”といった感触が後頭部に感じた。どうやらグリグリされているようだ。ハイヒールのヒール部分が後頭部に一点集中しているので、なかなかの圧力である。もうこの時点で圧力(N/㎡)を求めようかと思ったほどだ。
「どう? アタシに踏まれた感触は……(ニヤリ)」
 どうなんだろう? なぜならば、この時、初めてハイヒールで踏まれるという経験をしたのである。さらに、プライベートではなく取材という名目上、業務をこなさなくては……という気持ち。とにかく面白い写真が撮れればいいという気持ちもあって感想が思い浮かばなかったのだ。すると、ミラ女王様は……。
「もう! 鈍感なコだね! じゃあ、ココを踏んだらどうかしら?」
 そう言いながらミラ女王様はボクを仰向けに寝かせて、上からニヤリと微笑んだ。そして……胸のあたりを踏み始めた。その間、ボクのリアクションを確かめるようにジックリと見つめながら、ゆっくりとヒール部分でグリグリするミラ女王様。ボクは中肉中背なのだが、ヒールの先端が少しずつ埋まっていくのがわかる。すると先ほどまでは何も感じなかったのが徐々に疼くというか、なんだか不思議な感覚が襲ってきた。
「あら? 感じてきたみたいね……ほら、アソコが元気になってるわ」
 たしかに、股間が反応している。でも、直接、股間に触れられたわけではないし、リップサービスを受けたわけでもない。単にハイヒールで踏まれているだけなのだ。しかし、ヒールの一点に集中する圧力は、まるでボクを支配しているかのようである。気のせいかミラ女王様の黒いハイヒールが妖しく光を放っているようでもあった……。

『K‐POPなリップ』part3

『キスバン』を出て歩くこと5分の場所にあったホテルに入ったボクとカンナちゃん。部屋にチェックインするなり、彼女のほうからキスをしてきた。しかも、その右手はボクの股間に……。もちろん、ガッチガチになっているのは言うまでもない。
「わたし、早く欲しいの……」
重ねた唇の間から漏れるように甘く囁くカンナちゃん。それでも逸る気持ちを抑えてシャワーへ。一人ずつ浴びようと思ったが、彼女のほうから“一緒に!”ということで手を引かれてバスルームへ。どうやら、かなり積極的な女のコのようである。ここで初めて彼女の裸を見たのだが、K-POPアイドルのように締まったボディに形の良いバストのバランスが絶妙である。
やはり、ベッドでもキスから始まった。シャワー後に塗り直したであろうリップグロスの唇のペタッとした感触が、さらに濃厚になったように思えた。そして、その感触を覚えたのは唇だけではなかった。カンナちゃんはキスを止めたかと思うと、ニッコリしながらボクの乳首周辺を責めてきたのである。舌先で弄ぶように舐めたかと思えば、突然、チュッと乳首にキスをしてきた。当然、彼女の唇にはリップグロスが塗られているのでペタッとしたあの感触がボクのカラダを襲った。それは思わぬほどの気持ち良さであり、これでスイッチが入ったのだろう。その後、彼女の唇が触れるたびに感度が増したのかと思うほど、股間は隆起……。気付けば先端から透明の液がダラダラと垂れ始めていた。
「ガマンできない?」
 カンナちゃんが悪戯っ子のような目つきで聞いてきた。うなずくしかないボク。すると、彼女は再びリップグロスを塗り直した。今度はどこを舐めてくれるのだろう……そんな期待を見透かしたのか、カンナちゃんの顔がボクの顔に近付いてきた。キスだ……そう思い、目を閉じていたら、一向に唇が重なる気配すら感じない。目を開いてみると彼女は“してあげない”とニヤリとしながら口を開けたり閉じたり、時には舌で舐めたりした。目の前で蠢く唇は、リップグロスが塗られていることもあって、なんだか艶かしく、受付の時と同じく性器のように見えてきたのである。そういえば、誰かが「口は第二の性器」とか言ってたな~……そんなことを思っていたら突然、ボクの目の前から彼女の唇が消えた。そして、次の瞬間、股間に衝撃が! パックン! ペタッ! そんな感じでボクの肉棒何かが絡みついて……もちろん、それがカンナちゃんの唇だとスグに分かった。そして、初めての感触……つまり、グロスを塗った唇でのフェラに悶絶した。いつもよりもフィット感というか、唇の密着度がより濃厚に感じ、大爆発を起こしそうになった。
「でも、出すのはココ(口)じゃなくて、アソコでしょ?」
 そう言いながらカンナちゃんは騎乗位の体勢でボクにまたがって……K‐POPでおなじみのヒップダンスの如く、グイグイとシェイク! そして、彼女は前かがみになりながら唇を重ねてきました。キュッと締めつけられる股間にペタッとした唇から広がる甘い香り……頭が真っ白になる寸前だ。そして、遠のきそうに意識の中で快感を覚えたのは重ねたカラダよりも、重ねた唇のほうだった。激しく唇を重ねあう中、ボクは果てた……。
プレイ後、シャワーを浴びようとバスルームの鏡を見たら彼女が唇を這わせた箇所にグロスのラメが残ってキラキラしていた。唇の刻印……それが快感の証である。

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