『この国ではハダカへの道は遥か遠く!?』part3

「今度こそ、大丈夫!」
 通訳氏が狐につままれたように呆然とするボクに向かって、満面の笑みで語りかけてきた。まぁ、次に向かうのは首都・北京に次ぐ大都市の上海である。猛烈なニオイを放つエロサウナや公園での青姦手コキはないだろう……。
 昼間、仕事を終えて、さぁ夜の街へ繰り出すか! と意気込むボクにS先輩が言った。
「上海に来たら『赤フン』に行ってこい!」
 は? 『赤フン』? 赤フンって、赤いふんどしですか? なんだそりゃ? そう思い、通訳氏に訪ねてみると、説明してくれた。
「上海のサウナの独特のサービスです! 個室の天井に手すりが設置されていて、そこに5メートルほどの赤い布を結び付けて、ブランコ状態にするんです。その布に女のコが巻きついて逆上がり状態になってフェラしたり、空中に浮かんだままの姿勢でファックしたりするんです。赤い布が日本人にはふんどしに見えるんで『赤フン』って呼んでるみたいですね。こちらでは『ブランコ』と呼ぶ人が多いです」
 まぁ、言葉だけだとイマイチ、ピンとこないが、どうやらスゴそうなのは確かだ。なので、ボクは勇んで、その『赤フン』のサウナへと足を運んだ。
 中国でサウナということで一瞬、Dの不潔サウナが頭を過ぎったが、ここはさすがに都会の上海。清潔でカラダをスッキリさせてプレイルームへ。そこで待っていたのは、モデルのようなバツグンのプロポーションを持つ女性だった! そんな彼女が赤い布に巻きついて逆立ち状態のまま、ボクの股間をパックン! そして、ボクの目の前には彼女の股間があったのでペロリ。見た目はスタンディングのシックスナインですが、もちろん、初めての体験なので刺激的であり、これぞ中国四千年の歴史! と股間で叫びたくなったほど。
 続いてはボクのほうに向かって股を開き、赤い布に吊るされたままスイングしてきた。そう、これこそ、まるでブランコである。それをボクは仁王勃ち……いや、仁王立ちになり、それを受け入れるのだが……当然のことながら、上手く事が進まない。それでも、彼女のヒップがチン先に当たった瞬間は“ニアピン!”と思ってしまう自分がいた。
 彼女がブラーンブラ~ンと空中を何往復した時だろうか? 待ちきれなくなったボクは彼女をガッチリ受け止めてインサートしてしまった。もちろん、彼女も分かっていたのだろう。赤い布に包まれて宙に浮かんだままニヤリとしている。ボクは一心不乱に腰を動かしたが彼女が不安定な分、インサートが浅いこともあればズッポシと深く入ることもあり、この深く入った時の快感といったら! 絵的には、いわゆる駅弁スタイルだが、彼女が天井から吊るされた布にくるまっている分、変形駅弁といった体位だろうか。
 もう少しでイキそうになった時のこと。彼女は意図的にボクのカラダから離れ、体勢を入れ替えた。今度は彼女は空中でうつ伏せのような体勢になった。そして、尻を突き出すではないか。形としては立ちバックに似ているが、彼女が宙に浮かんでいる分、先ほど同様に入る時は奥までズブリと入り、気持ちイイ! 今度こそ逃してなるものかと、ボクは彼女の腰辺りをガッチリとつかみ、ガンガンとついた。中国語で何やら言葉を発し、悶える彼女の声がプレイルームに響く。その声がピークに達した時、ボクも果てた。
部屋を後にするボクはフと気付いた。そういえば、この『赤フンサウナ』では、彼女はほとんど、カラダに赤い布を巻いていた状態だったのでハダカを拝めなかったのである。どうやら中国という国はハダカへの道は遥か遠いということなのだろうか……。


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『この国ではハダカへの道は遥か遠く!?』part2

「どうでしたか?」
 ボクにエロサウナを紹介した中国人の通訳氏が聞いてきたが、当然、何も答えられない。それを察したのだろう。彼はこう言った。
「次に行く土地では大丈夫です!」
 ちなみに、同行したS先輩いわく、件のサウナの浴槽には浸からなくて正解だった。
「だって、あんな湯に浸かったらエッチしてなくても性病になってるぜ!」
 それほど不潔なのである。しかし、いつまでもクヨクヨしてらんないので気を取り直して次なる地へ。長江の流域にあるK省という地域だ。この地域は最近、急速な経済発展を見せているとか。と、いうことはだ。そういう地域だからこそ、風俗産業も急速に発展を遂げているのではないか? 通訳氏に問えば、「その通り、安く遊べます!」とのこと。
 現地に着き、仕事を済ませた頃に同行した通訳氏が何やら電話をしてくれた。どうやらセッティングがOKになったらしい。通訳氏に教えてもらった場所へ行くと、「イリサン、デスカ?」とカタコトの日本語で話しかけてきた中国人が近寄ってきた。どうやら、彼が元締めらしいのだが……ぶっちゃけ怪しい雰囲気が出まくっている。そんなボクの疑心暗鬼な気持ち察したのだろうか。彼は堂々と言った。
「中国、ニセモノばかりだけど、オンナ、ニセモノじゃないよ!」
 ……そんなこと言われると余計に怪しんでしまうって! しかし、欲望は正直なもので、ボクはついつい、「いくら?」と聞いてしまう……情けないけど、これが男の哀しいサガだ。すると、元締め氏は言った。
「50元!」
 へ? 50元? 日本円にして……650円程度か? たしかに先ほど、通訳氏は安く遊べると言っていたが安過ぎるだろ! いや、これはきっと元締めに払うのがその値段であり、きっと女性が現れたら法外な値段を請求されるんだろう……と思っていたら、元締め氏は言った。
「あそこの公園のベンチで座って待ってて!」
 指示通りにボクは公園のベンチに座っていると……おそらく20代前半のスリムな女性がやってきた。それはまるで、中国映画に出てくる女優のようであり、微笑むとボクの横に座った。そして、手を握ってきたのだが、温かくて何だか心が和むぬくもりがある。こんなキレイな女のコとエッチなことができるのならば、1万元払ってもかまわん! そう思っていたら、彼女はおもむろにバッグの中から膝かけを取り出し、ボクと彼女の下半身にかけた。そして……その布の中でボクのズボンのファスナーを下ろし、下着をどけてイチモツを取り出すと、なんと手コキを始めたのだ! 公園のベンチで、である。周囲は駆け回って遊ぶ子供や、世間話している主婦同士など、日本の公園で繰り広げられるのと同じ光景が広がる。しかし、彼女はおかまいなしにリズミカルに手を上下させ、ボクのイチモツを刺激する。それは絶妙であり、その結果、ボクは彼女の手の中で発射してしまった。
 発射後、何事も無かったかのように手を拭き、膝かけをたたみ、公園から出て行ってしまった彼女。白昼堂々と青空の下、スッキリさせられたのは、なんだか狐につままれた気分だった。それ以上に、彼女は着衣でまたもや裸体は見れず。そこに辿り着くまで、どれだけかかるのだろうという焦燥感と、果たしてこれは安かったのか? そうでなかったのか? と戸惑うばかりでK省を後にしたのであった。


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『この国ではハダカへの道は遥か遠く!?』part1

『風俗を読む』というタイトルなのに。今回の話では風俗店でのアレコレだけではなく、女性の裸体……いや、それ以前に女体自体が、いつになったら登場するのだろう? それほど、女体に辿りつくまでが長く感じたのだ……。
何の話かといえば、風俗ライター&エディターのボクであるが。時折、風俗関連以外の案件を受けることもある。まぁ、ほとんどは先輩から仕事を振られ、先輩ゆえに断れずに受けるということなのだけど。そんな感じで先日、学生時代の先輩で現在、某経済誌編集部に勤務するSさんから仕事を振られた。「中国へ行ってくれないか?」と……。なんでも、中国の数箇所で展開している某企業の工場の取材だそうで、専門知識が無くても対応できるとのこと。どうやら、本来の担当者がパスポートの手配が間に合わなかったらしい。もちろん、喜んで引き受けた。だって、現地の風俗を取材する絶好のチャンスではないか!
 しかし、である。そんなボクの目論見を見透かしたかのように「……ぶっちゃけ、中国で風俗を満喫しようと思うなよ。日本人なんて、いいカモでしかないからな!」とS先輩から忠告というか宣告を受けた。
 なんでも、中国の某地域では風俗店経営者と警察官とグルになっているとか。パターンとしては日本人客が来ると店が懇意の悪徳警官に連絡。そして、プレイ中、インサートしたところでスグに警官が入ってきて日本人客を逮捕するという。なぜならば、中国では地域によるが売春で捕まった場合、10日から15日の拘留。もしくは約6万円の罰金刑になるそうだ。そうなった場合、会社や家族に知られたくない日本人男性は当然、後者を選択。そして、その罰金は直接、警官の懐に…というのが実態だという。もちろん、警察に届けられないので泣き寝入りするしかないのだという。
「それ以外にもさぁ、いわゆるデリヘルタイプの売春もあるけど、これが実に危険なんだよ。売春婦は性病対策に医者と懇意になって、性病の薬だけじゃなくて睡眠薬もゲットして、客に飲ませて、寝込んだ間に盗みを働くのが常套手段だから!」
 と、S先輩。……あの~先輩、やけに詳しいっすね? っていうか、なんで涙目なんですか? ……まぁ、優しい後輩のボクはあえて聞きませんけどね!
 そんなこんなで先輩のアドバイスを胸に秘め、いざ中国へ。しかし、中国と言っても広いのである。まず、連れて行かれたのはDという都市だ。現地でお世話になる通訳係に少しばかりの小遣いを渡し、「エロスポットは無いのか?」と訊ねると……「サウナがある」とのこと。ここで言う『サウナ』は、女性によるマッサージという名のムフフな行為がある場所である。ボクは逸る気持ちを抑えて、そのサウナに向かったが……。
 このサウナのシステムは、まず、本当にシャワーを浴びたり、浴槽に浸かったりする。しかし、そこにはサービスを行う女性は無く、自分自身で行うのだ。そして、そういう男性客で溢れているのだ、バスルームに。つまり、日本の公衆浴場そのものだ。まぁ、その後、個室に行って……というパターンなのだが。で、その浴室のドアを開けて驚いた、というか泣いてしまった。臭いのである。目にしみるのである、湯気が。浴槽を見て再び、驚く。得体の知れない色をしているのだ。とてもじゃないが、その見た目と臭気で入る気にならない。お世辞にも清潔とは言えないのだ。そこを清潔だと断言するのは、還暦のオバちゃんに「女子大生ですか?」って言うほど無理がある。たとえ、その後、美女にサービスを受けられるとしても……戦意喪失です。それほど萎えてしまったボクは、すごすごとそのサウナを後にするしかなかった……。


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『期間限定の味は、ほろ苦く、甘く……』part3

「でもね、風俗に復帰して私、思ったの。どんなお仕事でも誇りを持てばいいんだって」
 結婚→出産→離婚を経て『母乳プレイ』を引っさげて風俗界に復帰した優香ちゃんは、キッパリ言った。その表情は誇らしく、以前と変わらない……以前よりも強くなった優香ちゃんがそこにいた。そして、とびきりの笑顔で言った。
「さ~て、ここからが『母乳プレイ』の本番よ。テーマは“原点回帰”よ!」
 仰向けに寝かされたボクは再び、優香ちゃんの超絶な舌づかいで乳首責めを受けた。股間は触られていないのに、ガッチガチになるほどの快感である。そして、ボクの頭を太ももに乗せた優香ちゃん。いわゆるヒザまくら状態だ。見上げると目の前には二つの乳房があり、絶景である。と、母乳の詰まったバストを見上げていたのも束の間。
「今度は、私の乳首を責めて……いや、しゃぶってね、ベイビーちゃん」
 は? ベイビーちゃん? ってことは……。
「そうよ、人間としての原点回帰、赤ちゃんプレイよ。ベイビー、いいこと? これからは“バブー”しか言っちゃダメよ!」
 今度は優香ママである。ボクはバブバブ言いながら優香ちゃんの乳房をしゃぶり始めた。そういえば、さっきシャワータイムで揉んだら痛がってたな~……と思い出し、優しく舌先で転がすように舐めた。すると……“あぁ~ん”という優香ちゃんのため息が唇からこぼれた。そして、こぼれたのはため息だけではなかった。乳頭から母乳もこぼれはじめた。それは湧き出る泉の如く。口の中に広がるのは、ほのかに甘く、それでいて少しクセがある味だ。改めて母乳って、こんな味がするのか……と思いつつ、なんだか懐かしい気分になった。もちろん、自分が乳飲み子だった時の記憶は無い。だけど、目を閉じると、まぶたの裏に子供の頃に遊んだ公園が広がったり、子供の頃によく泳いだ海の風景が広がった。なんなのだろう、この懐かしくも切ない味わいは……。
「もう、この子ったら! なに、泣きながらオッパイを飲んでるの?」
優香ママにそう言われて気付いた。ボクはいつの間にか涙を流しながら母乳を飲んでいたようだ。それが懐かしさのせいなのかは分からないが……母乳の甘さが涙で少し塩辛く感じたのは気のせいだろうか?
「こんなにグズるだなんて、もしかして、おむつかしら?」
 その声がボクを現実に戻した。なぜならば、優香ママはそう言うと、ボクの股間に手を伸ばし、しごき始めたからだ。そして、ボクはママの乳房をしゃぶったままで……。
 続いて優香ママはボクのイチモツをしゃぶり始めた。それは、ボクが彼女の乳首をしゃぶることに呼応するように……。そして、あふれ出す母乳の量に比例するかのように、ボクの股間のミルクも限界に達した。
「ベイビーのミルクも美味しいわぁ~」
 そう言いながらお掃除フェラをしてくれた優香ママ。ボクも彼女の乳首、乳輪周辺をキレイにするように舐めた。
「今日、イリさんの取材を受けて、なんか、やっぱり、風俗の仕事っていいなって思った! 私には、この仕事が合ってるんだなぁって。まさに、“原点回帰”だね!(笑)」
 やっぱり、このコには笑顔が似合う。そう実感すると同時に、彼女の明るい未来も見えた気がした。口の中に残った母乳の味が、格別に甘く感じたのは気のせいだろうか?


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『期間限定の味は、ほろ苦く、甘く……』part2

「あのね、今回の期間特別限定プレイって、『母乳プレイ』なの。でも、タダの母乳プレイじゃないわ……」
 そう言うやニヤリとした優香ちゃんは、シャワールームから出ると黒のレザーのボンデージ風ビキニに着替えた。そして、ボクを鏡の前に立たせると背後から抱きつき、乳首をいじりはじめた。そのフィンガーテクは3年前よりも熟練されたようで、思わず腰砕けになってしまうボクを見て優香ちゃんは言った。
「あら? この程度で感じちゃうの? イリさん、前よりも敏感になってるんじゃない?」
 鏡越しにニヤリとした表情を見せる優香ちゃん。いや、結婚・出産を経て3年前よりも大人びた表情になっているので、優香さんと呼ぶべきか……。
「違うわ、今は“優香女王様”でしょ?」
 なるほど、そうか……ならば、優香女王様の下僕の如く、全てを委ねることにした。鏡の前で弄ばれた後はベッドへ。ボクは手首を拘束されて、今度は彼女の長い舌で再び乳首を弄ばれた。元々、彼女は舌技が得意だったこともあり、さらに磨きがかかったようで、ボクは悶えるのみだ。
「今度は違った気持ち良さをあげるわ」
 ペニスバンドを取り出した優香女王様がそう言った。はは~ん、これは逆アナル責めだな……Mっ気の多いボクは期待感に股間を膨らませて四つん這いの体勢になってスタンバイしていた。しかし、優香女王様はそれを良しとせず、ボクを膝立ちの状態にさせて自身は仁王立ちになった。
「さ、お舐め!」
 つまり、ペニスバンドにフェラをしろという。Mっ気の多いボクでも、これはけっこう屈辱的だな……。そう躊躇う間もなく、優香女王様はボクの頭をつかむと、無理矢理な感じで口の中にペニスバンドをねじ込んできた。まるで掟破りのイラマチオ状態だ。
「いつもは、女のコにこういうことをさせてんでしょ? どう? 自分がさせられるのは? それにしても……上手じゃな~い。なんだか、私、イキそうだわ(ニヤリ)」
 すると、ボクの口元からペニバンを抜いた優子さん。ほんの少しの間を置いて、ボクの顔が濡れるのが分かった。しかも、確かめると白い液だ。しかも、生ぬるく、独特の香りがする……。唇の隙間から口内に入った一滴がほのかに甘い……。え? まさか? 顔射? でも、ペニバンなんで当然だがザーメンが出るワケないし……。そう思っていると、再び、顔に液体が飛んできた。そして、その発射元は……優香女王様の乳房だった。
「これが、『男の顔射コース』よ。女のコが母乳の出る間だけだから期間限定なの」
 プレイがひと段落して、女王様の表情から、いつもの優香ちゃんの顔に戻った彼女が言った。そして、おもむろに言った。
「ホントはさぁ~、戻ってくる気は無かったの風俗に。でもさぁ……」
 話をまとめると、優香ちゃんの旦那になった人はだらしなかったらしい。それで結局、離婚したが、それこそまさしく乳飲み子がいたので以前、お世話になったK山社長に相談。結果、系列店に復帰したという……。それを語る優香ちゃんの瞳は涙に潤んでいた。子供のために生きるための選択……さっき、ボクの口に入った彼女の母乳の味が急に、ほろ苦く感じてきたのであった。


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『期間限定の味は、ほろ苦く、甘く……』part1

「期間限定で特別プレイを行いますんで、イリさん、取材に来てもらえませんか? テーマは“男の原点回帰”でして……」
 風俗ライターを生業としているボクに、そんな依頼の電話がかかってきた。電話の相手は東京某所で人妻風俗店『W』を経営しているK山社長である。この社長は人妻店だけではなく、マットヘルスやイメクラも経営しているので、めちゃくちゃお世話になっている方だ。なので、二つ返事で取材を行うことにしたが……。
「それでね、もう一つのテーマが……“男の顔射”なんですよ!」
 そんなK山社長の言葉に思わず唖然としたボク。だって、『男の顔射」ってことは……ボクがザーメンを顔で受け止めるってことでしょ? イヤだ! そんなの絶対にイヤだ! すみません、この取材、辞退させていただきます!
「いやいや、まさか、そんなことないですよ(笑)。どういうことかは、取材当日に教えます。あ、そうそう、イリさんにとって懐かしい人に会えますよ(笑)」
 K山社長は、そう言うと電話を切った。まぁ、最悪の事態は回避できた。それよりも気になるのは『懐かしい人』だ。いったい、誰なのだろう? そう思いながらボクは取材の日を迎えた。そして、取材当日のこと。『W』のドアを開けて、その懐かしい人が誰なのか判明した。優香ちゃんである。
 彼女は以前、『W』の系列店の学園イメクラに在籍していた女のコだ。しかし、3年前に結婚するから風俗から卒業することを決意したハズだが……。
「イリさん、久しぶり! ……まぁ、事情は後で話すわ」
 ワケ有り顔で再会のあいさつをしてきた優香ちゃん。
「プレイ内容は優香ちゃんに伝えてるんで、それでは取材、宜しくお願いします!」
 K山社長の言葉に送り出されて、取材場所のホテルへ移動する優香ちゃんとボク。取材が始まり、彼女が一糸まとわぬ姿になると、3年前と変わらない張りのあるバストとプリンとしたヒップが現れた。そして、3年前と変わってしまったのが……お腹だ。シワがあるのだ。いわゆる妊娠線というヤツだ。
「うん、子供を産んだの、1年前に……」
 そうか~、良かったね~と祝福すると、満面の笑みを浮かべた優香ちゃんだが、瞳の奥は曇っているような気がした……。
 さて、プレイの取材である。まずはシャワーに……。泡踊りで抱きついてきた彼女のボディは以前よりも、ほんの少しだけふっくら感があり、それはそれで心地良い……。そう、それは母性に包まれているという感じであった。そして、ボクは以前と同じように泡まみれの優香ちゃんのバストを軽く揉むと……「痛いっ!」と顔を歪めた。
「ごめんなさい。今、胸が張ってて……」
 いやいや、ごめんなさいと言うのはボクのほうである。そして、彼女の乳輪の周辺が白く染まっているのに気付いた。流し残った石鹸の泡かと思ったが……。
「あ、出ちゃった……。でもね、“コレ”が今回のプレイのポイントなの!」
 優香ちゃんは、そう言うと、自分の胸を強く揉み、母乳をボクの方へ飛ばしてニヤリとした。


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『蛇とキスと魚』part3

「さぁ、美季ちゃん、やってごらんなさい。舌を蛇にして……って、あ、そうだ! いきなりフェラするのも抵抗あるだろうから、キスから始めてみて」
 美希ちゃんがいざフェラを始めようとした時、教育係の綾乃さんが唐突に言った。どうやら、ボクの舌をチ○ポに見立てて練習ということらしい。そして、綾乃さんの支持通り、美希ちゃんが唇を重ねてきた。と、同時にボクの唇をこじ開けるように舌をねじ込んできた。すると、どうだろう。最初にフェラをした時はぎこちなかった舌がイキイキとしているではないか。ボクの舌に絡ませる時は綾乃さんに教わったように巻きつけるように絡めたり、時々、唇だけを舐めたりと、かなり積極的だ。
「だって、キスは好きだもん。それも、ディープキスが(ニッコリ)」
 少し小悪魔っぽい微笑を浮かべてニッコリとする美季ちゃん。すると、「そうか!」と綾乃さんの声がした。そして……。
「美季ちゃん、キスをすればいいのよ! チンチンにキスをする感じにして!」
 綾乃さんは“な~んだ、簡単なことじゃん!”といった表情を浮かべ、美季ちゃんに言った。美季ちゃん自身も我が意を得たりと如く、その唇と舌はボクの唇からカラダへと這っていった。驚いたのは、その舌が実に躍動的なことだ。ディープキスの時のように……例えるならば蛇ではなく、新鮮な魚がピッチピチと跳ねる感じだろうか。特に乳首を舐める時は、ただ単に舐めるだけではなく舌先で叩くという感じだ。それは、心地良い刺激であり、舌先が奏でるビートがボクの股間を快感へ導くプレリュードに思えてきた。
 そして、ついにフェラである。美季ちゃんにほんの少しの躊躇が見えた。ボクの股間を見つめること数秒……しかし意を決した彼女は、まずはボクの亀頭にキスをした。戸惑いを表すかのように少し唇が触れるだけのキスだったが……先ほどの乳首舐めで彼女の舌に感じていたボクの亀頭からは透明の恥ずかしい液が溢れ出していた。それを見た美季ちゃんはニヤリとしながらピンク色の舌でペロリと舐めた。それはソフトクリームを舐めるような感じであり、その表情に不覚にも萌えてしまったボク。
 亀頭周辺をジックリとキスをするように舐めたら、いよいよスロートだ。ディープキス時に舌と舌を絡めるように舐めてきた。綾乃さんほど強力ではないが……何度もジックリとそうされているうちに気持ち良くなってきた。それは、真綿で首を絞められているとでもいうのだろうか。気付いた時は昇天寸前となり、美季ちゃんの舌がそれを感じ取ったのだろう。これまでに無い速さで動かし始めた。その間、彼女の舌は魚のようにピッチピチと躍動し、まるで魚の群れのようである。そして、ほどなくしてその魚群の中にボクは放出してしまった。ついに、美季ちゃんの口内発射バージンを奪った瞬間でもあるが……。
 しかし、初めて出されたことに戸惑っている美季ちゃん。口の中に出された白濁液をどうしていいかわからず……結局、ゴックン。事実上の初フェラでゴックンした!
「思ったより、まずくないですぅ……」
照れ笑いを隠すように出した舌には……ボクが放出した白濁液が少し残っていた。それは聖なる海域を汚してしまったような罪悪感と、彼女の新たな世界の扉を開いた達成感が入り混じった複雑な心境が生まれた。でも、彼女の舌を育ててみたい……。そう、水槽で育てた魚を大海原に放ちたい……そんな気持ちである。


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『蛇とキスと魚』part2

「口の中で蛇を飼いなさい!」
新人風俗嬢の美季ちゃんにフェラのコツを教えている綾乃さんは、たしかにそう言った。は? へ、蛇を飼う? いったい、どういうことなんだ? 教えてもらう美季ちゃんも目が点になっているのも仕方のないことだろう。
「じゃあ、もっと分かりやすくいえば、舌を蛇にしなさい」
 綾乃さんはそう言うと、ボクの股間に顔を近づけペロリと舌を出した。その先端は顎までつくほどだ。思えば、彼女の舌をまじまじと見るのは初めてであり、かなり長い。
「でも、フェラに舌の長さは関係ないわよ。動きよ、“動き”! 舌を蛇にしなさいっていったのは、舌を蛇にするイメージでチンチンを舐めるのよ」
 そう言いながら綾乃さんが再びボクのチ○ポを舐めはじめた。それは、肉棒に舌先が絡みつくようであり、時には締め付けるようにギュッと舌に力を入れるという感じだ。それはジャングルで大蛇が獲物を仕留めるようにジリジリと巻きつき、昇天させようとする感じである。そうか! 最初に綾乃さんにしゃぶられた時の感覚を例えることができなかったが、蛇に絡まれている感じだ! と、言ってる余裕も無くなってきた。なぜならば、綾乃さんの舌先の蛇がボクの肉棒に容赦なく襲いかかってくるからである。
 綾乃さんにフェラをされていて気付いたのだが、スロートは決して激しいというわけではないのである。どちらかというと、ゆったりとしていて、その過程で舌を肉棒に絡ませてくるのだが、時に綾乃さんは口の中で肉棒全体に舌先を這わせるのだ。その這い具合は、肉棒に舌が通った跡が残っているのではと思わせるほど、余韻が残るのだ。それほど、舌の動きの一つ一つがエモーショナルで、本当に舌が蛇のようなのだ。もしくは舌が別の生物として生きている……綾乃さんが言った「口の中で蛇を飼う」という意味が、自分の股間を通じて分かってきた気がした。
 一度、ボクのイチモツから口を離した綾乃さん。今度は亀頭部分を舐め始めた。いや、舐めるというよりも舌先で素早く亀頭を刺激する。それはチロチロと素早く舌を出し入れして獲物を威嚇する蛇の舌使いのようで、狙われたボクのチ○ポはまるで蛇に睨まれた蛙のようである。ただ、蛙と違うのは萎縮するのではなく、綾乃さんの舌が動くたびに隆起していくことだ。敢えて蛇に対抗するかの如くムクムクと巨大化していく様子……それはハブに立ち向かうマングースのようである。
「でも、しょせん蛙は蛙よ。私の蛇に食べられちゃうんだから!」
 そう言うと一気に綾乃さんは口の奥深くまでボクのチ○ポを飲み込むようにしゃぶり始めた。その目線は美季ちゃんに“いい? こうするのよ!”と教えているようであり、美季ちゃんもまたジックリと見つめていた。こうなるとボクの股間は二匹の蛇に睨まれた蛙のようである。綾乃さんの舌という蛇はボクの肉棒をジックリと味わうように口の中で蠢き始めた。最初は舌先でレロレロと。そして巻きつかせながらのスロートはゆっくりだったからだろうか。舌の表面のざらつきや温度まで伝わってくるほどだ。それは、なんとなく、アソコにインサートしているようであり、特に舌のざらつきが、いわゆる名器の肉壁と同じに思えるほどで、スロートが徐々に早くなって3分ほどだろうか。ボクはあっけなく昇天した。どうやら、ボクのチ○ポはマングースではなく蛙だったようだ。


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『蛇とキスと魚』part1

「私、フェラって風俗の世界に入って初めて体験したんですよぉ~」
 風俗ライター兼編集者として日々、取材で風俗嬢のインタビューを行っているボク。最近……正確には、ここ2、3年のことだろうか。新人風俗嬢にインタビューをしていると、にわかに信じ難い答えが返ってくることがある。冒頭の答えがそれである。
つまり、フェラ未体験で風俗業界入りするというワケである。個人的には風俗のプレイにおいて、フェラは基本であり究極だと思っていただけに……う~むと唸ってしまった。
「だって~、チ○ポって汚いじゃないですかぁ? 口に入れるのはちょっと……」
 大体の理由はこんな感じである。じゃあ、キミはその汚いのを“下の口”に挿れるのはOKなのか? と、オヤジのような小言を言っても仕方ない。まぁ、そういう時代なのかなぁ~、エッチに対してドライというか。
「仕方の無いことなんだけど、正直なところ困るんだよね~」
 そう嘆くのは都内のホテヘル『J』の店長さん。何が困っているのかといえば、新人さんの教育である。
 もちろん、入店にあたって初心者の女のコには講習がある。これまでは……5、6年前までは店長や男性スタッフが実験台になる、いわば実践的な講習がほとんどだった。しかし、最近の女のコはその時点で働くのをパスしてしまうとか。そこで、DVDを見てお仕事の流れを説明するのが現在の主流だ。
「でもね、やっぱり、実物を知らないと分かってもらえないこともあって……」
 またもや嘆く店長氏。たしかに、いくら新人とはいえ、技術が無いに等しいままお客さんの前に出すのはいかがなものかと思う。でも、教えるのも難しいし……。
「だから考えたのが、『新人育成プレイ』というコースです。キャリアのある女のコと一緒にお客様とプレイします。えぇ、3Pプレイ状態ですけど育成が目的なんで料金は据え置きなのでお客様には好評です」
 なるほど、先輩のプレイを見ながら技術を習得するワケか。まぁ、どんな仕事でも習うよりも慣れろって言うし。
「いや、習うよりも舐めろ! それが私の持論よ(笑)」
 と、豪快に笑い飛ばすのは『J』きっての人気嬢である綾乃さん。彼女がこのコースの先生役として新人嬢を教育するとか。そんなコースを体験取材することになったボク。
「はじめまして……えぇ、フェラはしたこと……ないんですぅ」
少し怯えながらそう答える新人の美季ちゃん。それを「大丈夫、私の言うとおりにすればOKだからね!」と励ます綾乃さんが、まずボクのチ○ポを舐め始めた。さすがに、人気嬢であるのが納得できるほどのテクで3回のスロートでイキそうである。この感覚は例えると……どんな感じだろう? とにかく、綾乃さんの舌が巻きつくようにボクの股間を刺激した。そして、それを見て、意を決してボクのチ○ポをくわえた美季ちゃんだが……痛い! 思わず、軽く悲鳴をあげてしまったボク。そして、いきなり凹む美季ちゃん。まぁ、仕方ないよね、初めてなんだから……と慰めていると、綾乃さんが言った。
「美季ちゃん、あのね、フェラのコツはね……」
 続いて出てきたのが意外な言葉だった。


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『再会は漆黒の森の中で……』part3

 どれだけ抱き合ってキスをしたのだろう。その間、ボクは自分のカラダに触れる薫さんの黒髪の感触を堪能していた。できれば、いつまでもこの漆黒の森に包まれる気分も堪能していたかった……。しかし彼女が切り出した。
「そろそろ、フィニッシュの時間よ」
 そうだった、再会したといっても恋人同士ではないので、いつまでも時間があるわけではない。薫さんとボクは風俗嬢と客の関係に過ぎないのだ。ボクは最後の瞬間をどのように迎えるか彼女に任せることにした。
 薫さんはまず、ボクの股間に顔を埋めて内股の周辺から舐め始めた。時間が少なくなってるとはいえ、ジラす作戦に出るのが彼女らしい。しかし、当然、計算し尽くされているので、ほどよくジラされたところで彼女の口がボクのイチモツを捕らえた。
 舌先で亀頭を弄び、ドクドクと流れ出す透明のガマン汁を搾るように吸い付く薫さんの唇。ボクは堪らずに彼女の頭に手を添えた。イラマチオが欲しかったワケではない。彼女の長い黒髪に触れていたかっただけだ。だから、優しく撫でながらボクは絶頂へ向かっていこうと思ったのだ。
「なんか、さっきもそうだったけど、髪の毛を優しく触られるのって気持ちいいわ……」
 そう言いながら、唇の動きを加速させていく薫さん。たしかに絶頂へは向かっているが、同時に終えんにも向かっているわけで……。そんなことを思っていると、その前にもっと薫さんの顔を見たくなった。しかし、わがままなことに今度は彼女の長い黒髪が邪魔になる……どうしたらよいのだろうか。
「だったら……こっちでフィニッシュにしない?」
 ローションを手にした薫さんは躊躇無くボクの股間に垂らした。そして、騎乗位の体勢でボクの下半身にまたがり、手コキを始めた。薫さんが体を激しく動かすたびに揺れる長い黒髪……股間で感じる快感よりも目の前にある彼女の姿のほうが官能的に思えてくる。そう、いつまでも見つめていたいほどに……。
 僕も手を伸ばし、薫さんの形の良いお椀型のバストをタッチした。すると身体をよじって悶える薫さん。躍るような肢体に合わせて、長い黒髪も跳ねるように躍る……。今、部屋の中に響くのは、彼女の微かな悶え声と髪の毛が揺れる音だけだ。もちろん、後者はおそらくボクの気持ちの中だけに響くものだろう。でも、彼女の黒髪が刻むリズムが心地よく感じ、漆黒の森へといざなわれていくようだ……。
 騎乗位の体勢から彼女が上半身を倒してきた。当然のことながら顔と顔が近付く。
「お願い、また……髪の毛、撫でて……」
 快感に満ちた声で囁いてきた薫さんに応えるべく、ぼくは彼女の髪の毛を撫でながら唇を重ねた。そして、それが合図になったかのように、彼女の手の動きも早くなり、今度はクチュクチュと淫らな音が部屋に響く。しかし、その音は、やがて快感に満ちた短い悶え声に消され、静寂が訪れた……。
 プレイ後、なんとなく開放的な気分になり、7階の部屋のカーテンを開けると、その日は満月だった。月の光が薫さんの黒く長い美しい髪を濡らすように照らしていた……。


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