8/31
肉マン、アンマン、福マン万歳! するだけで運気向上だべさpart3
「ユウジ、おまえ、なんかいいことあったんじゃろ?」
「正解! 僕にも運がまわったきたべ。あの低料金ソープでヒカル嬢と交えてから、僕は大吉が続いてるさ」
と、ユウジは大声で話しはじめた。
「まず、ヒカルさんのことだけど、僕が制服マニアだとわかると、さっそくいくつか用意していた衣装のうち、××××女学院の制服に着替えてくれたべさ」
おいおい、ソープにそんなサービスがあるのかよ、と俺はツッコミたくなったが、ふむふむ、それはあるかもしれないと思いなおした。
低料金ソープ業界も熾烈な競争をしているはず。生き残りをかけていろんなサービスを展開しているので、リクエストにかなうものならオプションとして、あるいは無料で提供してくれるのかもしれない。
「で、その制服に精液をぶっかけたか?」と、へらへら顔のユウジに問うた。
「それはもちろんのことじゃけど、じつはヒカルさんは制服コレクターだったんだよ。驚いた。うれしかった。僕はツイてる、と思ったべさ」
「それはコスプレ用のものか?」
「そうそう、ヒカルさんは以前、東京でコスプレ専門の風俗店に勤めていたんじゃ。そのときに集めた制服がざっと50着もあるって聞いて、僕は勃起したね。もうアイスキャンデーより固くなったべさ」
それからユウジはヒカルさんと交わり、若いボディを征服したわけだけど、ヒカルさんがこう言ったというんじゃ。
「お客さん、そんなに制服が好きなら、こんどウチに制服を見にこない?」
おおっ、ソープ嬢に誘われるなんてことは滅多にないぞ。で、ユウジはその誘いに乗って、彼女が店を休む日に彼女のマンションまで行ったという。
ユウジはヒカルさんのマンションに行って驚いた。地元でも有名な高級マンション。しかも彼女は現金で購入したらしい。おいおい、何千万円も貯めていたってことかよ。
「じつは彼女は資産家の娘だったんじゃ。彼女自身も風俗の仕事で1000万円ほど貯めていて、それに親からもらった金を足してマンションを買ったってことだ」
なるほど。そして、ユウジはヒカルさんの制服コレクションを見て、また驚いた。
「制服ばかりのクローゼットって想像できるか、ツグオ。それは天国だったべ。キラキラ輝く黄金郷があるとすればこれだと思ったさ」
ユウジはしばらく放心状態にあったという。
それにしても幸せな男だ。というか、急に幸福が束になってやってきたみたいに思えた。
ユウジは続けた。
「僕が制服を見ながらぼーっとしていたら、背後からヒカルさんが甘い声でささやいたんだ。『ねぇ、制服着てあげようか』と。僕は耳を疑ったべ」
ヒカルさんはユウジに「わたしに着てほしい制服を3着選んでよ。わたし、それを着て見せてあげるよ」と言い、ユウジは大好きな制服を3着選んで、ヒカルさんに差し出したという。
そして、ヒカルさんはその制服を身につけ、ユウジの前でポーズをとってくれた。
「・・・で、おまえ、ヒカルさんとエッチしなかったのか?」
「・・・じつは、制服を見た瞬間に勃起してたから、すでに短パンの前が大きく盛り上がっていることを知っていたヒカルさんは、ケラケラ笑いながら僕を見下すように言ったんだ。『制服を見て勃起する人、わたし、大好きよ』って」
ユウジはヒカルさんに強引にしゃぶられ、最後は手で昇天させられたという。完全にもてあそばれているように思えるのだが、ユウジにはそういう感覚はない。じつに幸せな奴だ。
「制服姿でフェラされたとき、こんなに幸せな体験はもうないかもしれない、と思ったさ。ヒカルさんの髪が僕のお腹の上にサラサラとこぼれて、大きな胸がチラって見えて・・・うぉー、ドびゅっ、ドぴゅっ、と発射したさ」
その後、ユウジはヒカルさん愛用の制服を一着譲ってもらったという。
「それが僕の幸運のお守りだべさ」と、ユウジは誇らしく胸を張った。
確かにこんなに「おいしい体験」は、宝くじに当たるくらい珍しいことだろう。
風俗店は、ときに幸運を招く「きっかけ」になるんだなあ、としみじみ思ったさ。
俺もいずれツキまくるときはあるだろう、と思いながら、ユウジと一緒にショッピングセンターに入った。
そして、俺にも2つ目の幸運がころがりこんできた。
3000円購入につき1回くじを引くことのできる「夏得市」なるイベントを開催していたんじゃ。俺はキャンプ用品とTシャツを買ったべさ。
それで1回だけくじを引けるチャンスを得たさ。
くじ引き会場で大きな箱に手をつっこみ、一枚の三角くじをつまんださ。そして開けたさ。
赤い文字で「2等」と書かれてあったよ。
ええっ、マジかよ! おいおい、2等だよ。「一兎追うものは二兎得ず」って言うけど、2等をゲットしたよ。えっ、故事とは関係ないって? ま、それほど興奮したったことだ。
キャンプ&バーベキューセットが当たった。一人では持ち帰れないので、ユウジに手伝ってもらって駐車場まで運んださ。
クルマに積むと、ユウジが笑顔で俺に話しかけた。
「おい、ツグオ、おまえ、ほんとにツイてるなあ。来週、僕とヒカルさんと、ジンタとジンタの新しい彼女とおまえを合わせた5人でバーベキューパーティしようぜ! いやはや、ツイてるね。ヒカルさんには××××女学院の夏の制服を着てもらって肉を焼いてもらうべさ。いひゃー、勃起するねぇ、いひゃー、イイネッ、イイネッ」
ん、ということは、ユウジもジンタも女づれ、俺だけロンリーってことか?
少し複雑な心境だけど、ジンタとユウジが笑顔でおられるなら、俺は幸せじゃと思った。
そして、これも風俗体験の恩恵かと思うと、下半身がモゾモゾしてきた。
「おっ、ツキまくってるツグオ。これからあの低額ソープへ行ってみるか。ツキがあるうちにツキを集めにゃ」
俺は黙ってうなずいた。
風俗体験をきっかけに幸運がめぐりくる、それは確かにあるように思われたからだべさ。
8/30
肉マン、アンマン、福マン万歳! するだけで運気向上だべさpart2
ジンタから「恋人ができた」という話を聞いたのは、みんなでソープへ行った日の4日後のことだったべさ。
携帯にこんなメッセージが入っていたので驚いた。
「ツグオか、俺だ、ジンタだ。俺にも運がまわってきたさ。ついに彼女ができたべさ。ひぇー、ヤッホー!」
俺はウソだと思ってジンタに電話をした。
俺「あー、留守電聞いたけど、マジかよ?」
ジンタ「マジだべ。彼女が誰か聞いて驚くなよ。じつはソープ嬢の吉岡さんの妹だべ」
俺「そりゃあ、驚いたさ。どうして吉岡嬢の妹がおまえの彼女になったべさ?」
ジンタは次のように説明した。
「ソープで相手してくれた吉岡嬢はラッキーなことにMだったべ。『お尻を叩いてけれ~。もっともっといじめてけれ~』ってすがりついてきたもんだからわかったさ。俺は彼女の尻を叩き、道具で攻め、言葉でなじり、精一杯いじめたべ。・・・2回目の射精後、彼女がこう言ってくれたさ。『お客さんとは相性が合う。でも、わたしの妹ならもっと合うかもしれない』と。それで俺はその場のノリで『ぜひ紹介してけれ~』ってお願いしたべ」
そして、ジンタは翌日、吉岡嬢の妹と会い、デートしたという。そこで、ジンタは「つきあって欲しい」と切り出し、彼女からOKをもらったという。
そんなラッキーなことがあるのか、と俺は思ったべさ。
「で、吉岡嬢は結果として福マンだったわけだ?」
「福マンというかアンマンかなあ。それがよお、吉岡嬢のアソコをなめると、ほんのりと甘くてよお、不思議じゃった。それで聞いたんじゃ。『あんたの×××汁、甘いねぇ』って。そしたら彼女はこう言ったさ。『アンマンが大好物なので、いつも食べてるから、×××汁も甘くなるのかなぁ?』と」
そんなワケねぇだろ、と俺はツツコミかけたが、ジンタが信じているならそれでいいか、と考えたべ。
「じゃあ、アンマン味の福マンだったということか?」
「そうそう。でも、彼女ができたこと以外にも運が向いてきたと感じたことがあるべ」
「商店街のくじびきでテレビでも当たったか?」
ジンタは「いや、臨時の現金収入が入ったべさ」と答えたさ。
ジンタの話によれば、オークションサイトに出品していた耕運機が高額な値段で落札されたという。おいおい、農家の息子が耕運機を売るかねぇ、と疑問に思ったが、水を差すようなのでやめた。
それにしても、偶然だろうか。耕運機は、運を耕す機械という意味じゃ。農家の息子ならそのことをよく知っている。ジンタは耕運機を売ることで自分の「運」を耕したのかもしれないと思えたべさ。
「いやはや、俺にもツキがまわったきたよ。これは俺の日頃の行ないがよいからじゃ。ツグオも俺を見習って精進せえ」
ジンタはそう言って電話を切った。
どうしたことか、俺ばかりでなくジンタも運気の上昇気流に乗ったようだべ。
やはり、きっかけは低料金ソープだったようだ。
ということは、制服大好きのユウジはどうなった? まさか有名女子高の制服を手に入れたとか、あこがれの制服に射精することができたとか?
俺はクルマでショッピングセンターに買物に行く途中にユウジの家へ寄ったべさ。
家の前からユウジの携帯に電話したら、「いま家にいる」とのことだったので、「おっ、俺、これから買い物に行くからユウジもつきあえ」と誘った。
家から飛び出して来たユウジは、まるで「全身が笑顔」といった表現がぴったりくるような感じで、全身から喜びがあふれていたべさ。
8/27
肉マン、アンマン、福マン万歳! するだけで運気向上だべさpart1
今年の夏の思い出話をするから読んでけれ~。
その日、中学・高校の同級生で野菜農家の息子ユウジと稲作農家の息子ジンタ、それに俺ツグオの3人はナンパ目的で花火大会に出向いたけんど、さっぱりだったべさ。女の子に声をかけまくったジンタは「きも~い!」を連発され、ユウジは「だっさ~い!」と笑われ、俺は「うざい!」と叱られたさ。
ジンタ「くやしい、情けない、ぜんぜんツイてないべ」
ユウジ「運がなかっただけだべさ」
ジンタ「・・・じゃあ、運を好転させるためにフーゾクへ行くか!」
俺「そうじゃ、そうじゃ。俺らに必要なのは福マンじゃあ、あげマンじゃあ!」
そんな流れで3人はジンタのクルマに乗って、地元で少し有名な「低料金ソープ」へ向かったべさ。
ジンタは「M女に当たれば、俺はそれだけで幸せじゃ」と車内で叫んだ。こいつは本当に単純な奴じゃ。
ユウジは「セーラー服のソープ嬢がおればラッキーじゃ。ああ、制服に精液ぶっかけてぇー」と怒鳴った。こいつも単なるバカじゃ。
2人が「Mがサイコー」「制服イチバン」などとほざいている間にクルマは低料金ソープの店の駐車場に着いた。
3人で一緒に自動ドアをくぐった。と、なんと受付にこんなポスターが貼ってあった。
「花火大会記念! 入浴料金割引プラスびっくりサービス実施中!」
俺は、運がまわってきた、と確信したべ。
俺はシズカ嬢を、ジンタは吉岡譲を、ユウジはヒカル嬢を、それぞれ選んだ。
まず、俺の体験から話をするべ。シズカ嬢は、それはそれは性格のよい、ちょっと太めの東北美人だったべ。2回戦を終えてぐったりしていたら、こう言ってくれたさ。
「お客さんはわたしの肉マンみたいな体で喜んでくれた。うれしくて涙が出そうになったよ。指名してくれてありがとう。お客さん、これから幸せになってけれぇ~」
「あ、ありがとう。ところでシズカさんにはどことなく神々しいものを感じるんけんど、
ひょっとしたら巫女さんか、イタコさんでねぇの?」と、俺は冗談で返した。
「あ、お客さん、よくわかったね。わたしは、もともと神さまに仕える仕事をしてたんだ。だから言うわけだども、お客さんに福が訪れるよ、必ず。わたしとエッチした男性はみんな運が向上すんだ」
確かに肉マンみたいな体のシズカ嬢が予言したとおり、俺は翌日、町内の盆踊り大会のくじ引きで1等が当たったべさ。なんと薄型の大型テレビじゃ。
これには驚いた。町内のくじ引き大会は子供のころから続けてきたけど、当たったのは生まれてはじめてのことだったべさ。
俺はシズカ嬢の、やわらかい肉マンのような肌を思い出し、抽選会場で絶叫したさ。
「ありがとう、肉マン! 俺にもツキがまわってきたぞー」
しかし、運気が向上したのは俺だけではなかった。
みんなで低料金ソープに行った日以降、ジンタもユウジもツキまくっていたんだべさ。
8/26
『汚々マイガーッ!(泣)』part3
ボク自身、思い出したくもないが、一番、思い出に残っているのが6年前のこと。渋谷の某ホテヘルで遊ぼうとしたときのことだ。
ある情報誌を見て、まず、女のコが可愛かったこと。そして『ホンモノ渋谷ギャルのみ』というキャッチフレーズに期待してしまったのだ。
ネットで予約も済ませて、いざ出陣! ホテヘルなので受付で料金を払い、そのマンションの下で待っていると……来た! 写真よりもガングロギャルだが(時代を感じさせるなぁ~)、これぞ渋谷という感じがして楽しみ~と、思ってたのだが……。なんか変な香りがするんである。半乾きの洗濯物が腐って、そこにドブの水をかけたような……平たく言えば臭いのだ。しかし、時折、香水の香りも感じて……と、鼻をヒクヒクさせてたら彼女が、こう言った。しかも平然とした表情で……。
「臭う? ウチ、家出中で店の待機場に泊まってるから、あんまり風呂、入ってないんだよね~。でも、香水つけってっから大丈夫!」
……大丈夫じゃねえだろ! しかし、悔しいがルックスはかわいいのである。それに、プレイ前にシャワーを浴びれば大丈夫だろう。そう思ってホテルへ。しかし、いきなり、そのシャワータイムで驚かされた。彼女の体に当たった飛沫が、黒い水滴になって落ちるのである。つまり、それほど体が汚れてたってワケだ。気がつけばバスルームの床には黒い液体が流れているほどだ……。
あ然とするしかないボク。しかし、彼女は我関せずとばかり、マイペースでシャワーを浴びて“気持ちいい~”とか言ってやがる。手持ち無沙汰になったボクにやっと気付いた彼女が言った。
「ごめ~ん! 久々のシャワーだったから(ニッコリ)。お客さん、先に出てベッドで待ってて!」
なんとなく、同じ空間にいたくもなかったので、ボクは言われるがままにバスルームを出た。しかし、である。今度は彼女が出てこないのだ、バスルームから。5分、10分……さすがに15分が経った時、シビレを切らしたボクはバスルームのドアを開けた。
「ごめ~ん、お風呂も久々だからさぁ、ついつい長湯しちゃった(ニッコリ)」
お~い! ついつい、じゃねえだろ! しかし、それよりも驚いたのは、彼女の顔がさっきよりも白くなってたのである。それよりも、ボクは見逃さなかった。彼女が浸かっていたバスタブの湯の表面には無数の垢が浮かんでいたのだ。
……戦意喪失である。ここまで汚いとプレイする気にならないのは当然のことだろう。ボクは着替えて帰る用意をした。“あれ? どうしたの~?”という、彼女のノー天気な声が虚しく部屋に響く中、ボクは一人で部屋を出た。そして、店の受付へと向かった。もちろん、この一件を報告するためである。いかに、彼女がヒドイかをスタッフに伝え、返金を申し出た。すると、受付の奥から強面の男が現れ、こう言ったのだ。
「あぁ? ウチの店の女のコが汚いだと? ちゃんとシャワー浴びたんだからいいだろうがっ! それになぁ、ウチの店のウリ、知ってる? ホンモノの渋谷ギャルを集めてるってことで、あのコは『汚ギャル』なんだよ! どうだ、リアルだろ?」
……汚々マイガーッ! いや、Oh,マイガー! 神様がいるのならば、ボクを救ってください……っていうか、せめてプレイ料金だけでも返してください(泣)。しかし、そんな願いも虚しく、“一回、ホテルに入ったんだからプレイしたも同然なんだよ!”という強面スタッフのドスが効いた声と共に受付から追い出されたのだ。汚ギャルだなんて、時代を感じさせて今だから笑える……なんて、余裕は無く、今、思い出しても泣けてくるし、なんとなく、鼻の奥にアノ臭いがよみがえる……気がするのだ(泣)。
8/25
『汚々マイガーッ!(泣)』part2
イロイロな意味で進化の裏側には退化があると思う。たとえば、パソコンが進歩するほど、風俗嬢の向上心が退化しているのでは? そう思うことが多々ある、最近。
たとえば、写真を簡単に加工できるソフトの出現は、その最たるものだ。そう、つまり、あらゆるものを加工できるのだ。しかも、そうでない女性が、かなりの美人になったりするほど、進化しているのである。
そういえば、最近、取材であるデリヘルの事務所に行ったら、店長さんが、“いや~、ホント、この加工ソフトのおかげで助かるよぉ~”と言ってた。で、この光景は珍しくないのである、最近。そして、『使用前・使用後』の写真を見せていただくのだが……いや~、ホント、最近の技術の進歩ってスゴイわ(苦笑)。
と、いうことで、そんな技術の進歩にダマされる人も多いのでは? かくいうボクも何度もある。あれは、某東海地区のヘルスで遊んだ時のこと。その地域特有のお店に入るだけで“入場料”を取られるシステムに驚きつつ、見せられたパネル写真のレベルの高さに驚いた。そこのお店の特徴としてキャバ嬢系のドレスを着た写真だったのだが、ボクは藤原紀香似の女のコを選んだ。なんてたって、3サイズは上から92、59、84なのである。ちなみにチャームポイントは巨乳だそうである。
逸る気持ちを抑えつつ、スタッフに案内されてプレイルームへ……。ドアを開けるとボクの足元に何かが丸まっていた。それは巨大な肉の塊だ……。
「ど~も~、はじめましてぇ~」
その物体が顔を上げた。……ボク、部屋を間違えたのかな? そうつぶやいて部屋を出ようとしたら……。
「いや~ん、お客様が指名したの、私ですよ、わ・た・し!」
いや~ん、と言いたいのはコチラである。どう見ても3サイズは上から100、80、100といった感じなのである。巨乳ではなく巨体なのである。ボクは沈黙するしかなかった。
「お客様、どうされました? 具合でも悪いんですか?」
具合じゃなくて気分が悪いんじゃ! そう言いたかったが大人なので言えなかった。そう、ボクは大人なんである。なので、やんわり言った。
「いや~、写真と印象が違うんで驚いちゃって……アハハ(愛想笑い)」
すると、ヤツが悪びれたふうもなく、“だって、お店の人が写真をいじって~。ちょっと可愛過ぎだよね、あの写真(笑)”と笑うではないか! ちょっとどころじゃね~よ! とツッコミを入れたくなった次第。そして、ツッコミたくなったのは、その衣装だ。パネル写真だとキャバ系ドレスを着ていたのだが、目の前にいる肉の塊はバスタオルを巻いているだけである。それを指摘すると……。
「あぁ、アレ? 私、入らないのよね~、あのテのドレス。あの写真、体の部分は他の女のコのを合成したんですって!」
おい! それって詐欺って言うんだよ! なんだか、怒りよりも呆れた気分が強くなってきた。ぶっちゃけ、プレイもひどく、すべてにおいて圧迫感を感じるのだ。それも、フェラの時にはシックスナインの体勢になろうとするから重いったらありゃしない! 目を閉じて、なんとか放出することができたほどだ。で、プレイ後、ベッドに腰掛けている姿を見て思った。ボクが「ダメだ、こりゃ」と言って、その場を去ったらヤツが座っている方だけ潰れて滑り落ちるのではないか……。それほど、ヤツは緑の雷様を演じる、あのコメディアンに似ていたのだ。それが写真だと藤原紀香だもんな~。恐るべし技術の進歩!




